針1本のみで時刻を表示する“シングルハンドウォッチ”を手掛ける、ドイツ発祥の腕時計ブランド“マイスタージンガー”が、新コレクション“Kaenos(カエノス)”を発表。ギリシャ語で“新しさ”や“新世代”を意味する言葉”kainos(カイノス)“を引用したという名称を体現し、これまでのコレクションとは一線を画すものとなっている。
MeisterSinger(マイスタージンガー)
Kaenos(カエノス)

■Ref.KS914。SS(40mm)。10気圧防水。自動巻き(Cal.SW400)。49万5000円
設計は一から行ったという同コレクション。創業者でありデザイナーのマンフレッド・ブラッスラー氏が「”Kaenos“ではシングルハンドウォッチをさらに身近なものにしたいと考えています」と述べたとおり、エレガントかつ躍動感にあふれたスポーティなデザインと機能性を備えた、日常使いに適したコレクションとなっている。
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40mmケースと、ケースとシームレスにつながる一体型のステンレススチール製ブレスレットにはポリッシュ仕上げとブラッシュ仕上げが施されている。新しくデザインされたリューズには同ブランドのロゴにも用いられる“フェルマータ(音符記号の休止符)”が刻印されている。
意匠は、二重構造となった立体的な文字盤が特徴的だ。上層にはインデックスと数字がその形に沿って切り抜かれており、下方から発光することで時刻表示を行う。新しくデザインされた針にも発光塗料を塗布し、昼夜ともに良好な視認性を確保している。
新コレクションは、6時位置に円形に空いた穴からデイト表示を行う“Kaenos”と、オープンデイトディスクを採用し、文字盤の同心円状に設けられたすき間から日付表示を行う“Kaenos Open Date”の2モデルがラインナップ。
カラーバリエーションは4色で、人気の“アイスブルー”のほか、“ライトグレー”、“ペトロールブルー”の3カラーには、繊細なサンバースト仕上げを施している。深みのある“ミッドナイトブラック”にはマットな質感の色味が採用されている。
各文字盤にはブラック、あるいはブラッシュ仕上げのシルバーグレーの針を配置。“一本針”の洗練されたデザインを際立たせている。
それぞれ、セリタ社製自動巻きムーヴメント“Cal.SW400”(“Kaenos”モデル)、“Cal. SW200”(“Kaenos Open Date”モデル)を搭載。いずれも、10気圧の防水性能と約38時間のパワーリザーブを備えている。なお価格はそれぞれ、49万5000円(“Kaenos”モデル)、55万円(“Kaenos Open Date”モデル)となっている。
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文◎Watch LIFE NEWS編集部
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