ドイツの老舗時計ブランド“ハンハルト”は、“プリヴェンターHD12”の新作をリリースした。
クロノグラフの名手である同ブランドが手掛ける3針モデルの中でも、よりシンプルでよりコンパクトなオールラウンダーモデルを展開する“パイオニア”コレクション。使うシーンを選ばないこの人気コレクションの拡張機として登場した同モデルの特徴は、極めて高い表面硬度を持つ独自素材を、ケースに採用している点だ。
ハンハルト
Preventor HD12
■Ref.792.810-6429。SS（39㎜経）。15気圧防水。自動巻き（Cal.SW200）。29万7000円
同ブランドが開発に2年以上の歳月をかけた素材“HD12TMスチール”は、最大1200 HVという高い耐傷性を持つ。特殊な作業を含む多段階の製造工程を経て成形された後、ブラシ仕上げとポリッシュ仕上げを施して美観を実現している。
新作はブラックの文字盤にステンレススチール製ブレスレットを合わせた、さまざまなシーンに使えるシンプルなデザイン。ブレスレットも表面硬度が最大1000 HVの堅牢な仕様となっている。
【画像】“プリヴェンターHD12”の新作モデルを別アングルから見る
三針で構成された視認性に優れた文字盤、39㎜経という控えめなケースサイズ、15気圧防水とねじ込み式リューズと、日常でのヘビーユースに適した仕様となっている。正確な読み取りを可能にする秒針の先に施した赤いカラーリングが、デザインのアクセントに。分針と秒針の先端にはカーブが設けられており、見る角度による時間の読み取りの誤差を防ぐ配慮がなされている。
インデックスと針（三針）はスーパールミノバでコーティングされており、夜間での視認性も確保。文字盤に配置した同ブランドのロゴと、リューズに刻まれた同ブランドの“h”は、伝統的なスタイルの文字を採用している。
約38時間のパワーリザーブと、ハッキング機能を備えた信頼性の高いセリタ社の自動巻きムーヴメント“Cal. SW200”を搭載。なお、価格は29万7000円となっている。
【画像】“プリヴェンターHD12”の新作モデルを別アングルから見る
【問い合わせ先】
株式会社ムラキ 時計部
TEL.03-3273-0321
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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