1986年にアメリカ・ニューヨークで設立された“JACOB＆CO.（ジェイコブ）”。同ブランドの国内2店舗目となる正規店が福岡 岩田屋本店新館の時計サロンにリニューアルオープンした。
ジェイコブ＆コー福岡 岩田屋本店
これについて、代表取締役社長の福田魁氏は「ジェイコブ＆コーが持つ革新と芸術の精神を、福岡という文化とファッションが融合する街でさらに体現できることに、大きな期待と誇りを感じています。今回のリフレッシュオープンにより、九州地域の皆さまに、ジェイコブ＆コーの革新性とクラフツマンシップを直接ご体感いただける空間をご提供できることは、私たちにとって大きな喜びです。『ブガッティ シロン トゥールビヨン』や『エピックX』など、私たちの代表作を通して、より多くのお客様に“時間を超えるラグジュアリー”をお届けできればと思います」とコメントを寄せている。
そこで、今回はこちらの“ブガッティ シロン トゥールビヨン”の魅力を改めて振り返る。
同モデルは、日本が誇る北野武監督も愛用する腕時計。2024年6月に行われた銀座6丁目ブティックリニューアルオープンイベントでも着用していた。
創業者で会長のジェイコブ・アラボ氏と北野武監督がテープカットセレモニーに出席。
もともとは、ハイパースポーツカーのブガッティ シロンにオマージュとして設計されたという、まさに機械芸術と呼ぶにふさわしい一本なのだ。
特筆すべきは、実際の自動車エンジンを模した“エンジン・アニメーション”機構にある。ケース右側のプッシャーを押すと、ムーヴメント内のクランクシャフトが回転を始め、16個のピストンが一斉に上下運動を繰り返す。このリアルな動作は、まるで実際のブガッティのエンジンが動き出したかのような迫力と臨場感を備えており、時計という枠を超えてエンジンモデルとしての美しさまでもを表現している。
さらに注目すべきは、同ブランドとして初の搭載となる30度傾斜型トゥールビヨンだ。斜めに配置されたことにより、その精巧な機構をより見やすく、ダイナミックに楽しめる。まるで立体的に浮かび上がるようなトゥールビヨンの動きは、まさに技術の限りを尽くした芸術品だ。
ケースには軽量かつしっかりとしたチタンにホワイトセラミックのコーティングを施す。腕元にスポーツカーを彷彿とさせる近未来的な印象を加えてくれることだろう。さて、気になる販売価格は2025年3月時点で6336万円とのことだ。
【画像】北野監督が愛用！超高額腕時計“ブガッティ シロン トゥールビヨン”
【問い合わせ先】
ジェイコブ＆コー ジャパン
TEL.03-6281-4777
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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