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【超早割は即完売】クールグレーもいいが“赤サブ風×ミラー”の王道ブラックも捨てがたい。SEIKO機械式搭載ダイバーズの最新作|OUTLINEニュース no.201

赤の「AUTOMATIC」に文字盤もミラーダイアル風に針が映り込むグロス感あるブラックを採用している

時計専門のクラウドファンディング「ウオッチメーカーズ(WATCH Makers)」で先行予約の受け付けをスタートしたアウトラインの最新作、グレーダイバーとブラックダイバー。おかげさまで早々にお申し込みをいただきうれしい限りである。

特に今回新たに投入したグレーダイバーはブラックベゼルが経年変化でグレーチェンジしたような色合いを表現。ダイバーズウオッチのベゼルに使われることがほとんどない中間色を採用したため少し不安だったのだが、超早割があっという間に完売するなど高い評価を得た。

赤サブ風に仕上げたブラック×ドット、Ref.YK20252-1BKDT

しかも一般的なドットインデックスではなく50年代のファーストデザインを表現した369タイプがクラファン開始日に完売となったのには正直なところ驚きである(2ページ目に掲載)。

そして、その次に人気だったのはグレーダイバーのドットではなく、同じドットでもブラックベゼルのほうだった。実はこのブラック×ドットのみアンティーク・サブマリーナーのレアモデルとして知られる通称“赤サブ”風に6時位置の「AUTOMATIC」を赤にしている。さらに当時に暗い海底でもベゼルの12時位置が指でわかるように設けられたルミナスポイントも赤を採用するなどちょっとしたアクセントを加えている。

50年代の初代デザインを表現したブラック×369、Ref.YK20252-2BK

しかも、ブラックベゼルタイプの文字盤についてはここに掲載した両タイプともに、1960年代前半までサブマリーナーの文字盤に採用されていた艶のある通称「ミラーダイアル」風にするためグロス感(トップの拡大写真参照)のあるブラックを採用するなど、こんな細部の仕上げも高支持に繋がったのかもしれない。

さあ、これから気温が上がってくるにつれてファッション的にもダイバーズウオッチが最も似合う季節。現在、ウオッチメーカーズでは定価7万400円のところ5万円台と大変お買い得価格で先行予約を受け付けしているため、ぜひこの機会をご利用いただきたい。

【SPEC】
・素材:316Lステンレススチール(ブレス:304ステンレススチール)
・サイズ:ケース径40mm、ケース厚15.75mm(サファイアクリスタルのドーム形風防の3mmを含む)
・防水性:10気圧防水(日常生活防水)
・駆動方式:自動巻き(セイコーエプソン製 Cal.YN55A/22石/毎時2万1600振動(日差-25秒+35秒)/最大巻き上げ時約40時間パワーリザーブ)
・定価:7万4000円(組み立て:日本)

ウオッチメーカーズはこちら
https://watchmakers.en-jine.com/projects/outlinedvbkgy

【画像】グレーダイバーの写真はコチラ!

菊地 吉正 - KIKUCHI Yoshimasa

時計専門誌「パワーウオッチ」を筆頭に「ロービート」、「タイムギア」などの時計雑誌を次々に生み出す。現在、発行人兼総編集長として刊行数は年間20冊以上にのぼる。また、近年では、業界初の時計専門のクラウドファンディングサイト「WATCH Makers」を開設。さらには、アンティークウオッチのテイストを再現した自身の時計ブランド「OUTLINE(アウトライン)」のクリエイティブディレクターとしてオリジナル時計の企画・監修も手がける。
2019年から毎週日曜の朝「総編・菊地吉正のロレックス通信」をYahooニュースに連載中!

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