スイスの時計ブランド“ORIS(オリス)”から代表作であるビッグクラウンの新作が登場。個性あふれるカラー展開と新サイズで、三つのコレクションがラインナップされている。
“ビッグクラウン”は1938年に発表されたオリスを象徴するモデルだ。飛行士がグローブ(操縦中に身に着けている)を装着した状態でも操作しやすいように大きなリューズ (英語でcrown) を採用しているのが特徴で、モデル名も“大きなリューズ(英語でビッグクラウン)”に由来している。
まず、紹介するのは独自に開発した自動巻きムーヴメント、キャリバー403を搭載したモデルだ。

■Ref.01 403 7799 4068-07 6 20 11FC。SS(40mm径)。50m防水。自動巻き(Cal.Oris 403)。61万6000円
ORIS(オリス)
ビッグクラウンポインターデイト 403
“ビッグクラウンポインターデイト 403”は、オリスが独自開発した自動巻きムーヴメント、キャリバー403を搭載したモデルの新色だ。クラシックなスタイルと受け継ぎつつ、昨今のカラーダイアルトレンドを取り入れたテラコッタとハーバルグリーンの2色が新たにラインナップされている。
文字盤の6時位置には、スモールセコンドを配置。120時間のパワーリザーブと高耐磁性を備える。ステンレスブレスレット、またはチェルボボランテ鹿革のベルトを選択できるのもポイントだ。
搭載しているキャリバー403は120時間のロングパワーリザーブと、30の非金属パーツを使った耐磁構造(ISO764基準を超える耐磁性)、日差-3/+5秒の高精度を備え、現代のニーズにマッチした実用性を誇る。
【画像】全4機種、ビッグクラウンポインターデイト 403を見比べる
ORIS(オリス)
ビッグクラウンポインターデイト 40mm
スイス製のセリタムーブメントを自社で改良したOris754を搭載する40mmモデル。時分針と同軸に設置されたポインターデイト針は、従来のコブラ針からシンプルなバトン針へと変更。モダンなアレンジを加えつつ、初代モデルのデザインに倣い、ケースにはコインベゼルではなくスムースベゼルを採用することで、ノスタルジックで洗練された雰囲気を演出している。現代的なカラーであるイエロー、ターコイズブルー、ライラックの3色がラインナップされているのも印象的だ。
【画像】全3色、ビッグクラウンポインターデイト 40mmを別アングルで見る
ORIS(オリス)
ビッグクラウン 34mm
2025年の新作モデルのなかでも注目なのが、これまでにない小ぶりな34mmケースを採用した“ビッグクラウン 34mm”だ。スイス製の自動巻きムーヴメント、キャリバー531を搭載し、細身の男性の手首にも心地よくフィットするよう設計されている。2025年は、様々なブランドから38mm以下の小振りなモデルが登場しているが、トレンド感をデザインに落とし込んだ、ジェンダーレスでエレガントなデザインが魅力の一本と言えるだろう。
【画像】人気の“ビッグクラウン”、34mm含む3モデルを見比べる
【問い合わせ先】
オリスジャパン
TEL.03-6260-6876
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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