グランドセイコー Heritage Collection 44GS 55周年記念限定モデル

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文字盤が美しい【国産時計ブランド“セイコー”】舞い散る桜をテーマにしたウオッチ3選

グランドセイコーの機械式時計を担うグランドセイコースタジオ 雫石から望む景色を表現したモデルは多く発表されている。華やかさだけではなく、日本の職人技が生み出す精巧な仕上げは世界中で高い評価を得ており、セイコーの表現力・技術力をうかがわせる。この記事では、セイコーならではの堅牢なつくりと高い実用性を備えたモデル、なかでも桜にちなんだモデルを3本紹介する。

ヘリテージコレクション 62GS メカニカル 30mm

1967年にグランドセイコー初の自動巻モデルとして誕生し、2015年に現代的なデザインとスペックで復活した62GS。ベゼルを排除したデザインにすることで開口部から広く見渡せる文字盤や、ザラツ研磨によるシャープでエッジの立ったケースが特徴だ。

Heritage Collection 62GS メカニカル 30mm

Heritage Collection 62GS メカニカル 30mm■Ref.STGK031。SS(30mm径)。10気圧防水。自動巻き(Cal.9S27)。88万円 

今回の新作は、桜の花を雪が覆い隠す桜隠しをモチーフとしている。グランドセイコースタジオ 雫石のある東北地方で、春のはじまりに見られる美しい風景を表した文字盤が美しい。雪と桜が共存するほんの短い期間でのみ見られる美しい情景を、型打ちとグレーがかったピンク色で表現している。見る角度によって顔を変えるのも魅力のひとつだ。

Heritage Collection 62GS メカニカル 30mm

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62GSをベースに30mmケースに小型化、厚みを10.5mmとし、現行の自動巻きモデルのなかで最薄に仕上がっている。ムーヴメント内で時を正確に刻むのに必要不可欠ながんぎ車は5枚の花びらに見立てた形状になるなど、細部まで凝ったデザインとなっている。2025年4月25日発売予定。


ヘリテージコレクション 44GS 55周年記念限定モデル

こちらは2022年に発売した桜隠しを表現したモデル。2025年モデルに比べ柔らかな色合いや文字盤外周のミニッツマーカー、文字盤に調和するカラーリングのグランドセイコーのロゴなど細かな違いが見られる。針は鋭く、日付表示はない。ケース形状は2025年モデルよりも平面的で古典的だ。また、限定本数1200本のみとなる。

グランドセイコー Heritage Collection 44GS 55周年記念限定モデル

ヘリテージコレクション 44GS 55周年記念限定モデル■Ref.SBGW289。SS(36.5mm径)。10気圧防水。手巻き(Cal.9S64)。世界限定1200本(国内150本)。62万7000円。

自社製手巻きムーヴメントCal.9S64を搭載し、36.5mmのケースサイズに厚み11.6mmと取り回しの良いサイズ感に仕上がっている。裏ブタには限定を意味する刻印とシリアルナンバーが刻まれている。2022年発売モデルとなる。

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