1853年に創業したスイスの老舗ウオッチブランド“TISSOT(ティソ)”から、12角形のベゼルが特徴的な“PRC 100 ソーラー”が登場した。すでに公式オンラインストアでは発売が開始され、2025年3月17日(月)からティソ直営店、4月から順次全国の正規販売店にて発売予定とのこと。
39mmの絶妙なサイズ感、オンオフ問わない汎用性の高いデザインも本作の魅力だが、機能面で注目したいのが新開発された“ライトマスター ソーラー テクノロジー”だ。

ティソ PRC 100 ソーラー 39mm
一般的なソーラーウオッチは文字盤の下にソーラーセルを配置するが、本作ではサファイアクリスタルのディスクに微細なハニカム構造のソーラーセルを設置して発電を行う。
従来のシステムよりも受光率が高いため、文字盤の素材や装飾に制限がなく、妥協のないデザインが実現できるわけだ。高級感のあるサンレイ文字盤は、その象徴だ。
サファイアクリスタル風防を通過した光を余す所なく受光できるため、10 分間の受光で24 時間分、フル充電時には暗闇でも14 ヶ月間の連続駆動を実現。
従来のソーラーウオッチよりも動力の確保が容易なことから、これまでクォーツウオッチでは採用が難しかった、大きな針を設置できるのも、時計好きには嬉しいポイントと言えるだろう。
同モデルは、39mmサイズのケースを採用。ステンレススチール製のケースとブレスレットを組み合わせたシルバーのサンレイ文字盤とディープブルー文字盤の2種のほか、ケースとブレスレットにブラックPVDを施したフルブラックモデルもそろう。販売価格は、シルバーとブルーが7万2050円、ブラックが7万9200円だ。
また、ステンレススチールとブラウンレザーベルトを組み合わせたモデルや、ブラックケースにスムースブラックレザーベルトを組み合わせたモデルもラインナップする。販売価格は、ブラウンレザーのモデルが6万5450円、ブラックレザーのモデルが6万8750円となる。
いずれも大きな時分針、アプライドインデックスにスーパールミノヴァコーティングを施しており、暗い場所でも安定した視認性が確保されている。
また、年内には同コレクションに34mmケースモデルも新たに発売予定とのこと。
34mmモデルは、ステンレススチール製のケースとブレスレットを採用し、シルバーやライトブルーのサンレイ文字盤を備え、さらに、温かみのある輝きを放つコンテストモデルや、フルイエローゴールドのPVDモデルなど、多彩なカラーバリエーションが期待できる。
【問い合わせ先】
ティソ
TEL.03-6254-5321
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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