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【発売わずか1年半で4回】デザイン以上に重視したTiCTAC限定コラボのヴィンテージ感へのこだわり!|OUTLINEニュース no.198

ラインナップは、モノトーンの通称パンダ(右)および逆パンダ文字盤タイプ(左)に加えて、モダンクラシカルなブルーグリーン文字盤の3種類

人気セレクトショップ“TiCTAC(チックタック)”と“アウトライン”とのコラボ企画として2023年7月にリリースした2レジスタークロノ・シリーズ I 。発売と同時にパンダ文字盤は1カ月も経たずに完売するほどの大きな反響を呼んだ。

そしてこの度、発売して僅か1年半というのに4回目のリピート生産するほどの大ヒット作となった。あらためて購入してくださった皆さまに感謝申し上げたい。

1970年代の通称ポールニューマンと呼ばれた手巻きの傑作クロノグラフから着想を得たこのモデル。あえてインダイアルを二つ目にアレンジすることでヴィンテージ感を強調し、大振りケースになりがちなクロノグラフウオッチを70年代当時と同じ37mm台の小振りなケースサイズと厚さに仕上げた。デザインもさることながらこのサイズへのこだわりも時計好きの間で高い評価を得た。

70年代当時と同じく2時と4時位置のプッチュボタンはネジ込み式となっている

そんな2レジスタークロノ・シリーズ I についてチックタックのチーフバイヤー・鈴木康友氏は、その魅力について次のように語る。

「いまのクロノグラフは、どちらかというと三つ目スタイルのモデルが多いですが、今回の“2レジスタークロノ”はあえて二つ目となっており、デザイン的にもスッキリしていてまとまりが良く、落ち着いた雰囲気に仕上がっています。そして何よりも37.8mmケースというクロノグラフウオッチにしては小さめのサイズ感が一番のポイントです」

人気のパンダ文字盤タイプ。クラシカルで落ち着いた雰囲気の二つ目クロノグラフのためビジネスにもさりげなくキマる

「店頭でも様々なクロノグラフを販売していますが、いまだに大型化の傾向は正直なところ強いです。その点この新作は日本人の手首回りにぴったりのサイズ感に加え、1950年代のものを忠実に復刻したというリベットブレスレットの存在も大きく、ほかにはないレトロな味わいも楽しめます。クロノグラフは大きくて無骨なイメージがあると思いますが、このモデルのもつ独特なヴィンテージな風合いとほど良いサイズ感はほかにはない魅力ですし、ぜひ店頭で実際に手首に乗せてその雰囲気を感じていただけたら嬉しいですね」

ほかにも2時と4時位置のストップウオッチ機能を作動させるプッシュボタンは70年代と同じくネジ込み式を採用する。ムーヴメントはセイコー製のメカクォーツクロノグラフムーヴメント、VK64。クォーツでありながらも機械式クロノグラフのような動きと操作感が楽しめる。価格は5万5000円。

ぜひ、チックタックの店頭で実機を見てもらえたらうれしい。

なお、記事の最後にTiCTACバイヤーの西園氏と筆者が2レジスタークロノ・シリーズ I  の魅力について解説したYouTube動画を掲載させていただいた。ぜひこちらもご覧になっていただきたい。

【2レジスタークロノ・シリーズ I  】

型番:(左)Ref.YK20232-1WH、(中)Ref.YK20232-2BK、(右)Ref.YK20232-3BL
素材:(ケース)316Lステンレススチール(プッシュボタン&リューズともにネジ込み式)、(ブレス)304ステンレススチール
サイズ:ケース径37.8mm、ケース厚11.9mm(ドーム風防含む13.1mm)
防水性:5気圧防水
駆動方式:メカクォーツ(セイコー製Cal.VK64)
機能:クロノグラフ(9時位置に60分積算計)、24時間計(3時位置)
希望小売価格:5万5000円(組み立て:日本)
保証期間:1年間

●[TiCTAC公式オンラインストア]
https://www.neuve-a.net/TiCTAC/shop/g/g2700002350353/
●[TiCTAC店舗一覧はこちら]
https://www.tictac-web.com/shoplist/
●[商品詳細はアウトライン公式サイト]
https://outlinewatches.tokyo/collection/2-register-chrono

菊地 吉正 - KIKUCHI Yoshimasa

時計専門誌「パワーウオッチ」を筆頭に「ロービート」、「タイムギア」などの時計雑誌を次々に生み出す。現在、発行人兼総編集長として刊行数は年間20冊以上にのぼる。また、近年では、業界初の時計専門のクラウドファンディングサイト「WATCH Makers」を開設。さらには、アンティークウオッチのテイストを再現した自身の時計ブランド「OUTLINE(アウトライン)」のクリエイティブディレクターとしてオリジナル時計の企画・監修も手がける。
2019年から毎週日曜の朝「総編・菊地吉正のロレックス通信」をYahooニュースに連載中!

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