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神秘的で美しいエナメル文字盤【スイス独立系ブランド“ローラン・フェリエ”新作】伝統技法で“宇宙から眺めた夜の地球”を表現

スイスの独立系ブランド“ローラン・フェリエ(LAURENT FERRIER)”が、ブランド創立15周年を記念して、2016年発表の“ガレ・トラベラー グローブナイトブルー”を再考したモデルを発表した。

“ローラン・フェリエ”は、スイス時計界における最高峰ブランド“パテック フィリップ”で37年間、時計師を務めたローラン・フェリエ氏が独立し創設。工房で少人数の時計職人たちが卓越した技術を凝らして腕時計を製造している。生み出されるのは、本数が限られた高品質のタイムピースだ。


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■Ref.LCF012.G1.NGE10。WG(41mm径)。3気圧防水。自動巻き(Cal.LF230.02)。1683万円(ピンバックル仕様)、1738万円(フォールディングクラスプ仕様)

LAURENT FERRIEE(ローラン・フェリエ)
クラシック・トラベラー グローブナイトブルー

本作“クラシック・トラベラー グローブナイトブルー”は、宇宙から眺めた夜の地球をモチーフにしている。もととなった作品 “ガレ・トラベラー グローブナイトブルー”は、メティエ・ダール(芸術的な手仕事)を駆使しながら、視覚的な実用性も伴ったデザインを極めようとする試みの中で誕生した。

 

【画像】“エナメル文字盤”、ローラン・フェリエ新作を別アングルで見る

本作の特徴は、この象徴的な文字盤の装飾に、古くからある技法“シャンルヴェ・エナメル”を取り入れている点だ。鮮やかなブルーエナメルで描かれた五大陸を、ディープブルーのエナメル装飾の海で囲んだ、壮麗な表現は見事。ホワイトゴールド製の文字盤の中央にドーム型のエナメル装飾を施し、五大陸のモチーフを強調している。

夜の街の光は、ゴールドのエナメルを手作業で点描し、異なるブルーを配した海と五大陸とのコントラストを引き立てている。これらの複雑な表現は、手間のかかる五つの焼成工程によって実現している。

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文字盤中央の装飾を際立たせているのが、文字盤外周部にあるアンスラサイト・グレーのアワーサークルだ。サーキュラーサテン仕上げによって、高級感のある佇まいを見せている。また外周から中央の球体に向かうように配されたドロップ型のインデックスが、中央へ引き込まれるような錯覚を与え、地球が浮遊するような印象をもたらす。

さらにこの芸術的な装飾と実用性の調和を追求した優れたデザインは、本作に搭載されたデュアルタイムゾーン機能にも新しい解釈を与えている。

センターの時針がローカルタイムを表示しており、ケース左側にある二つの長方形のプッシャーで、時間を1時間単位で調整できる。9時位置の小窓は、24時間表示でホームタイムを表示し、昼夜の区別も一目で分かる。日付が表示される3時位置の小窓はローカルタイムと連動しており、自動で日付が更新される。

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ムーヴメントは約72時間パワーリザーブ、ダブル・ダイレクトインパルス機構付きナチュラル脱進機、ラチェット式片方向巻上げのマイクロローターを備えた、自動巻き“Cal.LF230.02”を搭載。

ブリッジはコート・ド・ジュネーブ装飾、地板はベラルーシュ装飾、香箱ネジは丁寧に面取りし、ポリッシュ仕上げを施すなど、ムーヴメントケースにも繊細な装飾があしらわれており、シースルーバックで鑑賞が可能だ。

伝統的なオート・オルロジュリーが息づく至高の一本。なお価格は、ピンバックル仕様が1638万円、フォールディングスクラブ仕様が1738万円となっている。

 

【画像】ローラン・フェリエ新作“芸術的エナメル文字盤を別アングルで見る

【問い合わせ先】
スイスプライムブランズ
TEL.03-6226-4650

文◎Watch LIFE NEWS編集部

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