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知るのが怖い…?【価格は“要問い合わせ”の高級時計】創業150周年“オーデマ ピゲ”の新作とは?

今年で創業150周年を迎えたスイスの名門時計ブランド“オーデマ ピゲ”が、新型の自動巻きパーペチュアルカレンダームーヴメント、キャリバー7138を搭載した新作を発表した。

新型のキャリバー7138は、キャリバー7121をベースとして開発されたムーヴメントだ。月の日数を自動的に調整し、閏年であっても日付けと週番号を正確に表示し、時計を完全に巻き上げておけば、2100年にグレゴリオ暦に合わせる必要が生じるまで、日付けの手動修正は必要を必要としない。

まさに機械式時計の最高峰といえる複雑機構だが、このムーヴメントの最大の魅力であり、革新的なポイントは、リューズのみで全ての修正ができるという点だろう。

新開発のキャリバー7138

伝統的なパーペチュアルカレンダー搭載の腕時計は、通常、ケース側面にコレクターが装備されており、小さなツールを使用して各サブダイヤルを合わせるのだが、この従来のシステムは、特に巻き戻したまましばらく放置しておいた場合、時計をセットするのにかなり手間がかかってしまう。そこで、オーデマ ピゲは新たに破損のリスクもなく、工具を使用せずに、どこでもこの高度なコンプリケーションを調整できるように、リューズから直接操作可能な、修正システムを開発したわけだ。

新しいリューズは、四つの異なる操作ポジションを備えており、それぞれのポジションで搭載しているカレンダーの修正が可能。さらに、すべてのカレンダー機能が連動しているため、自動日付変更機構が作動している時間帯(午後9時から午前3時)に時計をセットしても、連動が解除され、機構が損傷することはない。 技術的な複雑さとシンプルな使いやすさのシームレスな融合を実現している。

 

【画像】価格は“要問い合わせ”の高級時計3モデルを見比べる


26494BC.OO.D350KB.01

■Ref.26494BC.OO.D350KB.01。WG(41mm径)。3気圧防水。自動巻き(Cal.7138)。価格は要問い合わせ

AUDEMARS PIGUET (オーデマ ピゲ)
CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ パーペチュアルカレンダー / 41 MM

まず、41mm径の18Kホワイトゴールドケースを採用したCODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ パーペチュアルカレンダー。サテン仕上げとポリッシュ仕上げを巧みに用いて、ケースの多層構造が生成する光の反射を際立たせる。

サブダイヤルの配置を変更し、文字盤を左から右へ読む際に見やすいヨーロッパ式(曜日、日、月)の日付表示を採用することで視認性を向上。文字盤の9時位置に曜日、12時位置に日付、3時位置に月を表示するヨーロッパ式日付表示。これまでのパーペチュアルカレンダーモデルと同様、週番号はインナーベゼルに記されている。

また、文字盤の12時位置のデイト表示には、新たに特許取得した“プログレッシブステップ”も採用され、オーデマ ピゲが開発したデイト歯車は、31個の特注歯で構成され、数字の幅に合わせて歯車の大きさを調整することで優れた視認性を実現。完璧なシンメトリーを実現するため、9時位置の曜日サブダイヤル には24時間表示が組込まれ、さらに、21時と 3時の間には修正禁止ゾーンが赤く表示され、時計の設定ができないことを示している。

文字盤には、エンボス加工を施したスモークブルーPVDダイヤルを採用。蓄光加工が施された18Kホワイトゴールドの針とアワーマーカー、ホワイトのカレンダー表示を配することで、エレガントなツートンカラーに仕上がった。防水性能は30mを備える。

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