ケースの直径は40mmで、厚さは11.7mm。程よいサイズ感で、自動巻きの3針モデルとしては比較的薄型の仕様と言えるだろう。ブレスレットは若干無骨な印象だが、型打ちで仕上げられた白樺文字盤の立体感、ザラツ研磨で平滑な面を与えられたケースの対比が、絶妙なデザインバランスを構築している。
ただし、ロレックスのエクスプローラー40、オメガのアクアテラなど、同サイズの3針スチールモデルと比較して30gほど重いため、着け心地は好みは分かれるところだろう。
また、SLGH005はグランドセイコー専用の次世代自動巻きムーヴメント、Cal.9SA5をレギュラーコレクションとして初めて搭載したモデルでもある。
搭載している自社製のCal.9SA5は、デュアルインパルス脱進機(超精密加工技術MEMSにより軽量化されたパーツと独自設計を採用)により動力伝達のさらなる効率化を実現したほか、二つの香箱を備えることで毎時3万6000振動のハイビート機ながら80時間のロングパワーリザーブを確保。
さらに、フリースプラング式のテンプ、約8万通りのシミュレーションから最適解を導き出したという巻き上げヒゲを初採用し、静的精度は平均日差プラス5~マイナス3秒を実現している。
【画像】国産ブランド“グランドセイコー”、白樺モデルを別アングルで見る
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文◎Watch LIFE NEWS編集部
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