1737年に創立したスイス腕時計ブランド“Favre Leuba(ファーブル・ルーバ)”が、日本再上陸。アーカイブモデルである“ディープブルー”誕生60周年を記念し、復刻モデル“ディープブルー リバイバル”を発表した。
1960年代に世界初の高度計や水深計を搭載する腕時計など、ユニークかつ実用的なモデルを数多く手掛けたスポーツウオッチの名手、ファーブル・ルーバ。これまで日本での展開を停止していたが、新たな体制のもとで日本再上陸を果たした。
新生ファーブル・ルーバのスタートに合わせて三つのコレクションが登場したが、そのなかでも特に目を引いたのが、歴史的ダイバーズウオッチをオマージュした“ディープブルー”だ。
![Favre-Leuba_original](https://www.powerwatch.jp/wp496/wp-content/uploads/2025/02/Favre-Leuba_original.jpg)
1964年に登場した“ディープブルー”のオリジナルモデル
新コレクションには“ディープブルー リバイバル”と“ディープブルー ルネサンス”という二つの主力モデルがラインナップされ、前者は64年のオリジナルモデルを忠実に復刻したもの、後者は現代風にアレンジされたコンテンポラリーなバージョンに位置付けられている。
![Favre-Leuba](https://www.powerwatch.jp/wp496/wp-content/uploads/2025/02/Favre-Leuba.jpg)
■Ref. 00.20307.100.06.200 。SS(39mm径)。300m防水。自動巻き(Cal. FLD01)。46万2000円
Favre Leuba(ファーブル・ルーバ)
ディープブルー リバイバル
“ディープブルー リバイバル”はディープブルー(1964-2024)の60周年を記念して製作された復刻モデル。当時のオリジナルモデルを忠実に再現しつつ、パーツの作り、スペックともに現代の技術でアップデートされている。
まず目を引くのが文字盤だ。サンレイ仕上げのグレー文字盤には、オリジナルデザインのバトン型インデックスを配置。当時使用されていたラジウムを彷彿とさせるオールドラジウムカラーのスーパールミノーバがインデックスと針に塗布され、ヴィンテージの魅力を呼び起こす。
アイコニックなクロスラインもマニア心をくすぐる。また、4時30分の位置にある丸形のデイト・ウィンドウも特徴のひとつ。磨き上げられた光沢のある仕上げも、64年のオリジナルモデルを踏襲したものだ。
ケースは60年代モデルの200mを超える水深300mまでの防水性を実現するように設計、製造されており、サイズは直径39mm、厚さ12.75mm。300m防水のダイバーズウオッチとしては小振りで薄型のフォルムと言えるだろう。頑丈なケースバックには“ファーブル・ルーバ”のエンブレムである砂時計と、ブランドの創立年“Favre Leuba 1737”が刻印されている。
また三角形のリンクを備えた5リンク構造のブレスレットも、当時のモデルを再現したもの。バックルはフォールディングクラスプ仕様で、優雅な印象のブレスレットとの一体感を生んでいる。
【画像】300m防水“ディープブルー リバイバル”を別アングルで見る
【問い合わせ先】
ノーブルスタイリング
TEL.03-6277-1600
文◎Watch LIFE NEWS編集部
【そのほかのニュースもチェック!】
■国産ブランド、“セイコー プロスペックス”【1000m防水モデルほか2選】ツナ缶こと、“外胴ダイバーズウオッチ”の進化形
■【500m防水超え!怪物級ダイバーズウオッチまとめ】なんと7万円台が二つ、アンダー50万円の1200m防水モデルも
■航空自衛隊70周年記念や陸・海・空の迷彩模様モチーフなど“自衛隊ウオッチ”3選