スイス屈指のマニファクチュール、Piaget(ピアジェ)から、 “Piaget Polo(ピアジェ ポロ)”コレクションの新作モデルが発表された。
ピアジェが誇る、高精度な複雑機構を薄型化する技術を掛け合わせた新作“ピアジェ ポロ フライング トゥールビヨン ムーンフェイズ”は、フライングトゥールビヨンとアストロノミカルムーンフェイズ、二つの機構を備えたコンプリケーションモデルだ。
![Piaget-Polo_front](https://www.powerwatch.jp/wp496/wp-content/uploads/2025/02/Piaget-Polo_front.jpg)
■TI(44mm径)。手巻き(自社製Cal.642P)。1645万6000円(予価/2025年内発売予定)
PIAGET (ピアジェ)
ピアジェ ポロ フライング トゥールビヨン ムーンフェイズ
1979年のピアジェ ポロ誕生以来受け継がれてきた特徴的なビジュアルである、ゴドロン装飾を施した文字盤には分目盛りと6時位置のムーンフェイズ表示を備え、シグネチャーカラーであるブルーのカラーリングが、文字盤、ケース側面、リューズインサートに調和をもたらす。
技術面で特筆すべきなのが、“アストロノミカルムーンフェイズ”だろう。月齢表示に必要な部品がわずか0.5mmの厚さで組み込まれ、1日分の誤差が生じるまでに122年の時間を要する、驚異的な高精度を実現している。なお、このずれは、9時位置に設けたコレクターで補正することが可能だ。
ケースは軽量で耐久性を備えたチタン製で、ポリッシュ仕上げとサテン仕上げを交互に施し、品格のある表情に。自社製手巻きムーヴメント“Cal.642P(厚さ4mm)”を搭載することで、厚さ9.8mmのスリムな造形に仕上げられた。ラウンド型のケースにクッション型の文字盤を合わせたアイコニックなケースデザインが、12時位置と6時位置に複雑機構を配した文字盤を際立たせている。
【画像】厚さわずか9.8mm、“ピアジェ ポロ”新作を横から見る
【問い合わせ先】
ピアジェ コンタクトセンター
TEL.0120-73-1874
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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