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【5万円台で本日先行発売】38mm径の小顔にハシゴ型古典ブレス。こだわりがグッと詰まった大人のミリタリー時計|OUTLINEニュース no.193

ドイツ空軍の爆撃機ナビゲーター用に開発された通称“Bウオッチ”から着想を得た特徴的なデザイン

ミリタリーType1940とは、その名のとおり1940年代に軍用として開発されイギリス軍とドイツ空軍に実際に納入された歴史的な二つの手巻きモデルのデザインを再現したミリタリーコレクションである。

このモデルはそのひとつドイツ空軍モデルだ。文字盤上にある時間を表す数字は本来であれば1から12までのアラビア数字が大きく表示されるが、これの場合は05〜55までの秒表示が大きくデザインされている。

これは第2次世界大戦中に、ドイツ空軍の爆撃機のナビゲーター用に開発されて実際に使われていた通称“Bウオッチ(下の写真参照)”に採用されていたデザインをモチーフにしたものだ。

写真左がA.ランゲ&ゾーネ、右がラコによって製造された当時のBウオッチ。ほかにもストーヴァ、ヴェンペといった当時の時計メーカーに加えて、スイスのメーカーでは唯一IWCも製造を担っている。ただ軍の規定に基づいて製造されていたためその見た目はほとんど同じだった。

本来Bウオッチの場合は、上の写真を見てもわかるように、センターセコンド(秒針が時分針と同軸にあるタイプのこと)仕様だがミリタリーType1940においては6時位置のスモールセコンド仕様にアレンジ。しかも今作では直径を大きくすることで単調なデザインにアクセントを加え若干個性を強めている点がポイントだ。

●商品やバンブーブレスの詳細はアウトライン公式サイトでチェックを
https://outlinewatches.tokyo/collection/type1940-black60

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https://shop.powerwatch.jp/webshop/

菊地 吉正 - KIKUCHI Yoshimasa

時計専門誌「パワーウオッチ」を筆頭に「ロービート」、「タイムギア」などの時計雑誌を次々に生み出す。現在、発行人兼総編集長として刊行数は年間20冊以上にのぼる。また、近年では、業界初の時計専門のクラウドファンディングサイト「WATCH Makers」を開設。さらには、アンティークウオッチのテイストを再現した自身の時計ブランド「OUTLINE(アウトライン)」のクリエイティブディレクターとしてオリジナル時計の企画・監修も手がける。
2019年から毎週日曜の朝「総編・菊地吉正のロレックス通信」をYahooニュースに連載中!

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