スイスの独立系腕時計ブランド“RAYMOND WEIL(レイモンド・ウェイル)”と、アンティークウオッチの名店“シェルマン”が共同開発した日本限定モデルが、2025年3月1日から発売される。シェルマン銀座・三越店、シェルマン日本橋・三越店、新宿・伊勢丹本館店の3店舗のみの取り扱いで、世界限定30本となる。
“ミレジム センターセコンド シェルマン リミテッド エディション”は、1971年にアンティークショップとして創業した名店シェルマンと共同で開発されたミレジムで初の日本限定モデルだ。
![RAYMOND WEIL 2925-STC-JAP01](https://www.powerwatch.jp/wp496/wp-content/uploads/2025/02/RAYMOND-WEIL-2925-STC-JAP01.jpg)
■Ref.2925-STC-JAP01。SS(39.5mm径)。5気圧防水。自動巻き(Cal.RW4200/SW200ベース)。シェルマン限定30本。30万8000円
RAYMOND WEIL(レイモンド・ウェイル)
ミレジム センターセコンド シェルマン リミテッド エディション
“ミレジム”の代名詞であるセクターダイヤルをベースにしつつ、12時位置にアラビアインデックスを配置するなど、既存モデルよりもさらにクラシックな印象になっている。
文字盤には、ヴィンテージな趣を持つミレジム”と好相性なシャンパンゴールドカラーを採用。アンスラサイトでカラーリングした針とロゴが、文字盤と調和しつつ、さりげないアクセントを加えている。
縦の筋目を施した中央部、滑らかな質感のアワートラック、同心円状模様を施した外周のミニッツトラックと、文字盤は三つのパートで構成されており、それぞれ異なる仕上げを採用。外周のミニッツトラックは、外側に向けて緩やかに傾斜を付けており、立体的かつ仕上げに変化をつけた複雑なダイアルデザインが魅力的だ。
サファイアクリスタル風防の造形にも、こだわりが光る。現代の技術で、硬度が高いサファイアクリスタルを美しいボックス型に切削し、かつてのプラスチック風防を想起させる形状に仕上げた。
ケースは程よいサイズ感の直径39.5mm。小径ケース(直径30mm~38mm)が主流だった往時のモデルにインスパイアされつつも、近年の時計製造における潮流に沿ったデザインと言えるだろう。
厚みを9.25mmと薄型に仕立てたほか、ヴィンテージ感のある長めのラグの先端をケースバック側に大きく曲げることで、装着感を向上させている。5気圧防水と日常使いしやすい点も嬉しい。
ムーヴメントは、信用性の高いセリタ社の自動巻き“Cal.RW4200”を搭載。シースルーバックから“RAYMOND WEIL”のイニシャルをかたどったW字型ローターの動作を鑑賞できる。ケースバックにエディションナンバーが刻印されているのも限定モデルならではのポイントだ。価格は30万8000円となる。
【問い合わせ先】
ジーエムインターナショナル
Tel.03-5828-9080
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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