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かつて不人気だった5桁の旧型GMTマスター II が再評価される理由|菊地吉正の【ロレックス通信 No.287】

【画像】購入前に知っておきたい四つのマイナーチェンジを写真でチェック!

【バックルの変更】当初は一般的なシングルロック仕様が採用されていたが、1995年ごろからダブルロック式(写真)に変更された。この2重のロック機構が採用されたことにより少々の激しい動きでもバックルが外れるということはほとんどなくなった

【夜光塗料の変更】夜光塗料は1998〜99年に放射性物質を含んだ自発光のトリチウムから、それらを含まない蓄光型のスーパールミノバに変更。トリチウムを使用している場合は6時位置のバーインデックス下部分に“SWISS-T<25”と表記されている

【フラッシュフィットの改良】2000年頃にラグとブレスレットをつなぐフラッシュフィット(日本では弓カンと言う)というパーツが、別体構造から一体成形されたものに変更され強度が高められた

【ラグの横穴の有無】2003年頃からブレスレットをつなぐバネ棒用のラグ部分の穴が無くなった。ただ自分でブレスレットを外したりする人にとっては穴ありを選択するのも一考だろう

【2005年以降に存在するレア仕様】①GMTマスターIIのローマ数字の書体が、本来は上と下が繋がった書体なのに対して、2本の棒を並べて置いただけのような単調な書体(写真)が使われている個体がある。その棒のような見た目からスティックと呼ばれている ②またもうひとつレア仕様として知られるのが、本来搭載されているはずのムーヴメント、Cal.3185ではなく、モデルチェンジで登場する後継機Ref.116710に搭載されるはずのCal.3186を搭載した個体が存在する点だ

 

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