“バウハウス最後の巨匠”とも呼ばれたデザイナー、マックス・ビルが1956年にデザインを手がけたキッチンクロックを原点とする、“ユンハンス”のマックス・ビルシリーズ。クロノグラフを搭載した“マックス・ビル クロノスコープ バウハウス”からオールブラックモデルが登場し、2024年12月より販売が開始されている。
近年ファッショントレンドとしても注目を集めるオールブラックのカラーリングにより、同シリーズのミニマルで無駄のないフォルムをより力強く印象付けたデザインが印象的だ。
JUNGHANS(ユンハンス)
マックス・ビル クロノスコープ バウハウス
ブラックPVD加工を施したステンレススチールケースに、マットブラックラッカー仕上げの文字盤、スチールグレーのインデックス、ブラックのレザーベルトと、無彩色の素材で構成することで、それぞれのマテリアルが存在感を放ち、シンプルなフォルムをより引き立てている。
【画像】流行のオールブラック、クロノスコープ新作を別アングルで見る
ムーヴメントは最大約48時間パワーリザーブを備える自動巻きムーヴメント、Cal.J880.2を搭載している。ストップセコンドのほか、30分と12時間の積算計を有しており、キノコ型のプッシュボタンは、指に当たる面積を確保しているため操作性も良好だ。
裏ブタにはバウハウスのデッサウ校がガラスプリントでデザインされており、シースルーに仕立てた校舎の窓から、搭載する自動巻きムーヴメントの機構を鑑賞できる。
既存のマックス・ビル クロノスコープ バウハウスをベースに、オールブラックのデザインで実用面やデザイン性を更新した同モデル。時代を超えてなお輝きを放つマックス・ビルの普遍的なデザインと、その魅力を再確認できるだろう。
【問い合わせ先】
ユーロパッション
TEL.03-5295-0411
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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