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【70年代の名作“ジャンボ”を再現】270周年を迎えたスイス時計、“ヴァシュロン・コンスタン”の復刻モデル

2025年、創業270周年を迎えるスイスの名門“ヴァシュロン・コンスタンタン”は、愛好家に“ジャンボ”の愛称で親しまれる初代“222”を再現した “ヒストリーク・222” のスチールモデルを発表した。

ベースとなった初代“222”は、メゾンの222周年を記念して、1977年に初めて発表された伝説的な作品だ。ヨルグ・イゼックがデザインしたこのモデルは、パイロット、ダイバー、探検者に向けたプロ仕様モデルが主流であったこの時代のスポーツウォッチの常識を覆すものであり、伝統的なスポーツウォッチの仕様だけでなく、メゾンに新しいスタイルの特徴をもたらした。

ヴァシュロン・コンスタンタンは、2022年にイエローゴールド製の“ヒストリーク・222”を発表しており、今回の新作はその流れに続く、待望のスチール仕様というわけだ。

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■Ref. 4200H/222A-B934。SS(37mm径)。5気圧防水。自動巻き(Cal. 2455/2)。475万2000円(ヴァシュロン・コンスタンタンのブティック限定販売)

ヴァシュロン・コンスタンタン
ヒストリーク・222

スチールケースにブルー文字盤が特徴的なこのモデルは数多くの技術的な改良が施されている。ケースはオリジナルモデルからわずかに小さい37 mmで、厚みはわずか3.6mm。ブレードが2枚から3枚式となったクラスプが装着されたブレスレットの連結部分は、見える軸を隠すと同時に装着性が高められている。

【画像】スチール新作“ヒストリーク・222”を、別アングルで見る

文字盤はデイト表示をオリジナルよりも中央に移動させることで、ミニッツトラックと重ならず分の読むことができるように視認性と美観を強化。スーパールミノヴァ(昼間はオフホワイト、夜はライムグリーン)でコーティングされたアワーマーカーと針は、トリチウムの色合いを取り入れることで歴史的モデルの雰囲気を再現している。ヴィンテージテイストを感じさせるフォントの“AUTOMATIC”表記も魅力的だ。

ヴァシュロン・コンスタンタン270周年の記念サインが刻印され、シースルーケースバックからは、自社製のキャリバー2455/2を鑑賞することが可能。この高精度ムーブメントは、“222”オリジナルモデルのロゴの周りにベゼルの刻みを想起させるモチーフを彫金した、独自のローターを備えている。振動数は初代モデルが毎時1万9800振動 であったのに対し、40時間のパワーリザーブを備えた毎時2万8800回振動に改良され、高い精度を保証している。

【画像】“ヒストリーク・222”の装着感、ケースを別アングルで見る

【問い合わせ先】
ヴァシュロン・コンスタンタン
TEL.0120-63-1755

文◎Watch LIFE NEWS編集部

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