PR：The Nishiogi
新興ブランドの創設が活発化する日本の時計界。なかでも突出した個性と品質の高さで注目を集めているのが2022年に創設したThe Nishiogi （ザ・ニシオギ）だ。
化人に愛された歴史、高級住宅街と雑多なカルチャーが混在する文化風土など、本拠地とする“西荻窪”からインスパイアされたコレクションを展開しており、伝統工芸や和の意匠を取り入れた“平城”など、エッジの効いたコレクションが注目を集めている。
ここでクローズアップしたのは、天然石を文字盤に採用した最新モデルだ。ダイヤモンドカットで仕上げたアプライドインデックス、鏡面とヘアラインを組み合わせた重厚かつソリッドな904Lスーパーステンレススチールの外装など、見所の多いモデルだが、まず注目したいのが文字盤だろう。
■天然ラピスファラオ。SS（904L／42mm径）。10気圧防水。自動巻き（MIYOTA Cal. 9015）。19万8000円
The Nishiogi（ザ・ニシオギ）
天然ラピスファラオ
代表モデルのひとつ、“西荻の窓”をベースにした新作。通常は真鍮などの金属を使用する文字盤に、天然石（写真のラピスラズリのほかにターコイズもラインナップ）を採用。いずれもエジプトなどで古くから使用されてきた長い歴史を持つ宝石として知られている。写真のラピスラズリは幸運、健康、真実、崇高さなどの宝石言葉をもち、その神秘的な色合いや質感からお守りとしても人気が高い
ダイバースタイルの重厚なフォルムのため一見すると大きめな印象を感じさせるが、実寸はケースの直径が42mm、ラグ上下で49mm、厚さが12mm。スポーツウオッチとしては標準と言えるサイズで装着感も良好だ。
【画像】ラピスラズリとターコイズの2種類、デザインの違いを見比べる
【注目ポイント1】天然石ならではの質感、ラピスラズリ文字盤が美しい
ロレックスのデイトナやデイデイなどの高級時計に採用され、時計愛好家のコレクターズアイテムとなっていた天然石文字盤のモデル。天然石は非常に割れやすく加工が難しいため、これまで一部の高級ブランドだけで採用されてきた。
天然石は加工難度が高いため一度粉末状にして凝固する加工を用いることもあるが、本作は天然の風合いを残すため、原石をそのままスライスし、最小限の加工のみで文字盤に採用。スライスする場所や石によって表情が異なるため、世界でひとつだけの風合いや質感を楽しめる。硬質でありつつ温かみを感じさせる、金属の文字盤にはない独特の質感が魅力的だ。
【注目ポイント2】ロレックスと同じ904Lスーパーステンレススチール採用
逆回転防止ベゼル、ケース、ネジ込み式リューズ、バックルの素材に９０４Ｌスーパーステンレススチール（ロレックスも使用している高級素材）を採用しているのが大きな特徴だ。一般的なステンレススチールよりクロム含有量が多く腐食にも強い特性を備えており、研磨を施すことでやや白色で明るい輝きを放つ。腐食や錆、酸に対して高い耐性を備えているのも魅力だ。
筋目を施すヘアライン仕上げをベースにしつつ、面取りを施したケースの角、逆回転防止ベゼルのサイドなど、要所にポリッシュ仕上げを施すことで立体的な造形を強調している。裏ブタは機密性を考慮したスクリューバック仕様。ムーヴメントを直接見ることはできないが、ケースの内部にはMIYOTA社のCal.9015を搭載。MIYOTA社のなかでもプレミアム機に位置付けられているムーヴメントであり、毎時2万8800振動で、精度は日差-10〜+30秒と、日常使いの機械として申し分ないスペックを備えているのも美点だろう。
【画像】“ラピスラズリ”のケースや装着感を、別アングルで見る
【問い合わせ先】
ミスズ
TEL.03-3247-5585
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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