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【60年代の黒ベゼルを8万円台で再現】日本製機械式搭載で37mmの小振りな大人のGMT時計|OUTLINEニュース no.181

二つの時間を同時に確認できるGMT機能付き腕時計というとロレックスのGMTマスターに代表されるように、24時間回転ベゼルを青と赤のツートンに色分けされた通称「ペプシベゼル」が人気となっていて、現在販売されている多くのGMTウオッチも色こそ様々だがツートンベゼルを採用したモデルが多い。

もちろん、今回発表したアウトラインの最新作“GMT-1960”でも顔となるのはそんな青赤ツートンのペプシベゼルタイプなのだが、今回はいまやロレックスでも廃盤となってしまった黒の単色ベゼルを紹介したい。

このGMT-1960は、その名のとおり1960年代のGMTマスター第2世代の雰囲気を再現したものである。当時に初めて登場した黒の単色ベゼルを、サイズ感や色味などあたかも当時のアンティークのような味わいにこだわって細部を作り込んでいる点が特徴だ。

最近多いセラミック素材のキラキラベゼルではなく、昔からのアルミ製インサートを使っていることもあって、ベゼルの黒もしっとりとした印象でよりヴィンテージ感が際立つ。ツートンベゼルが主流のいまとなっては逆に新鮮にさえ感じるぐらい雰囲気良く仕上がったと思う。

搭載するムーヴメントはシチズン傘下のミヨタ製キャリバー9075。この機械はロレックスのGMTマスター II と同じ時針単独可動型のGMT機構を搭載する唯一の日本製機械式汎用ムーヴメント。しかも毎時2万8800振動という高性能機である。

現在販売されている10万円以下の機械式GMTウオッチのほとんどが「GMT針単独可動型」と簡易式GMT機能なのに対して、GMTマスター II と同じ本格的な「時針単独可動型」で定価8万8000円と、コストパフォーマンスもかなり高い。

発売は12月7日(土)を予定。現在それに先駆けてロフトやマルイで知られる時計のセレクトショップ“オンタイム”と“ムーヴ”の計26店舗限定で先行発売が実施されている。この週末、時間のある方はぜひ立ち寄っていただき、実機をご覧になってもらえたらうれしい。

なお、先行発売に加えてこのGMT-1960を同店で購入された方にはもれなく、アウトラインのロゴが入った時計スタンドが進呈される。

取り扱い店舗一覧はこちら
https://outlinewatches.tokyo/shoplist

公式サイトはこちら
https://outlinewatches.tokyo/collection/gmt-1960

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[商品データ]
●型番:Ref.YK20244-3BKBK
●素材:(ケース)316Lステンレススチール(ネジ込み式リューズ)、(ブレス)304ステンレススチール、(ドーム形風防ガラス)アクリル樹脂
●サイズ:ケース径37.0mm、ケース厚10.95mm(ドーム風防含む13.0mm)
●防水性:5気圧防水(日常生活防水)
●駆動方式:自動巻き(日本のMIYOTA製Cal.9075/24石/毎時2万8800振動(日差-10秒+30秒)/最大巻き上げ時42時間パワーリザーブ/秒針停止機能付き)
●機能:時針単独可動式GMT機能、24時間表示双方向回転ベゼル
●希望小売価格:8万8000円(組み立て:日本)

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https://outlinewatches.tokyo/shoplist

公式サイトはこちら
https://outlinewatches.tokyo/collection/gmt-1960

菊地 吉正 - KIKUCHI Yoshimasa

時計専門誌「パワーウオッチ」を筆頭に「ロービート」、「タイムギア」などの時計雑誌を次々に生み出す。現在、発行人兼総編集長として刊行数は年間20冊以上にのぼる。また、近年では、業界初の時計専門のクラウドファンディングサイト「WATCH Makers」を開設。さらには、アンティークウオッチのテイストを再現した自身の時計ブランド「OUTLINE(アウトライン)」のクリエイティブディレクターとしてオリジナル時計の企画・監修も手がける。
2019年から毎週日曜の朝「総編・菊地吉正のロレックス通信」をYahooニュースに連載中!

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