1911年にスイスのラ・ショー・ド・フォンに設立された時計ブランド“EBEL(エベル)”は、1989年に発表された名作ウオッチ“EBEL Voyager”の復刻モデル“EBEL 1911 Globe”を発表。文字盤カラーが異なる二つのバージョンを、2024年11月に発売した。
【画像】ブラックとグリーン、2種類の文字盤を大きな画像で見比べる
本作のベースとなった“EBEL Voyager”は、ユニークで遊び心のあるデザインと優れた機能性で人気を博したブランドを象徴するモデル。そのEBEL Voyageの精神を受け継ぎながら、現代的なデザインを取り入れ復刻された“EBEL 1911 Globe”は、伝統と革新、美しさと機能性がマリアージュされた高級スイスウオッチとして仕上げられている。
42㎜のステンレススチール製に収められた文字盤は、ブラックのガルバニック文字盤とグリーンのガルバニック文字盤の2種類が展開され、いずれも最大の特徴である、ミラー仕上げの世界地図モチーフと、ロジウムメッキ或いはイエローゴールドメッキの大陸をデザイン。そこに発光する時針と分針、6時位置に日付表示窓が配され、先代の遊び心と洗練された美しさを受け継ぐフェイスが生み出された。
ムーヴメントには、精度と信頼性を保証するスイス製の機械式自動巻き“Cal.Sellita SW330-2”が搭載されており、その姿はサファイアクリスタルのケースバックから鑑賞可能。ワールドタイマー機能を備えているので、協定世界時(UTC)を含めた24地点の現地時間をたどることができる。
ブレスレットは特徴的なウェーブ型のコマを備えたステンレス製があわせられているほか、キスしている“E”のロゴがエンボス加工されたブラックカーフレザー製も付属。時計愛好家と旅行者の両方を喜ばせる現代的な優雅さを感じさせるモデルとなっている。価格はブラック文字盤が61万6000円、グリーン文字盤が77万円だ。
【問い合わせ先】
ムラキ 時計部
TEL.03-3273-0321
文◎Watch LIFE NEWS編集部