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カーキ フィールド メカ
 カーキ フィールド メカ■Ref.H69439931。SS（38mm径）。5気圧防水。手巻き（Cal.H-50）。8万5800円 |
 時計と組み合わせたのは、1940年代製のヘリンボーン織りのM-43ジャケット。 |
1960年代のベトナム戦争期に当時のミルスペック準拠で製造されたモデルの復刻版。程よいサイズの艶消しステンレスケースにシンプルな3針表示ダイアルを合わせ、非常に視認性の良いデザインに仕上げられている
 復刻モデル（現行） |
 オリジナル（1699） |
右が1960年代に製造されたオリジナルの軍用時計“GG-W-113 カーキ フィールド”で、左が復刻モデルの“カーキ フィールド メカ”。オリジナルはMIL-W-3818Bの仕様に基づき製造され、ベトナム戦争以降、米軍で広く採用された軍用時計。後年に採用される使い捨てタイプの軍用時計が普及する以前のもので、防塵、防水に優れたつや消しのステンレススチールケースが特徴だ。
 38mmの程よいサイズで、日本人の腕にもなじみが良い。軍用時計をルーツとするモデルらしく、良い意味で無骨さを残した意匠が存在感を主張する。 |
 艶消しのステンレスが渋さをいっそう引き立てている。ケースの厚みも感じさせず、ミリタリーウオッチとしてはかなりカジュアルに使いこなせそうだ。 |
復刻モデルは80時間パワーリザーブ、5気圧防水を備えているので、ヴィンテージテイストを楽しみつつ、実用時計としてハードユースできる。
カーキ フィールド クォーツ
 カーキ フィールド クォーツ■Ref.H69301910。SS（33mm径）。5気圧防水。クォーツ（Cal.ETA F05.105 mh2）。6万4900円 |
 時計と組み合わせたのは、1950年代製、リーバイスのデニムジャケット“507XX（通称セカンド）”。 |
1960年代に英国政府の非軍人向けに製造された“ハミルトンG.S.（General Service）”をベースにした“カーキ フィールド”のクォーツモデル。針とインデックスに塗布するスーパールミノバ（蓄光塗料）は、ホワイトまたは70年代まで使用されていたラジウムを連想させるグリーンの2色。33mmと38mmの2サイズで豊富なラインナップを展開している。
 ■Ref.H69301430。 |
 ■Ref.H69301910。 |
 ■Ref.H69301930。 |
 ■Ref.H69301940。 |
文字盤カラーはホワイト、ブラック（2種類）、ブルーの3色展開。ホワイトとブラックの文字盤にはオリーブグリーン（カーキ）のNATOベルトとブラウンのレザーループを組み合わせている。また、ブラックの文字盤にブラックのNATOベルト、ブルーの文字盤にブルーのNATOベルトの組み合わせも揃う。
【“38mm”ケースも魅力的、全6色のバリエーションをさらに見る】
カーキ フィールド マーフ オート 42mm
 カーキ フィールド マーフ オート 42mm■Ref.H70605731。SS（42mm径）。10気圧防水。自動巻き（Cal.H-10）。14万7400円 |
 時計と組み合わせたのは、1930〜40年代製の“ブラウンズビーチ”と呼ばれるウールジャケット。 |
2014年公開の映画『インターステラー』で主人公のマーフが着用したカスタムメイドの時計として登場し、19年に発売。発売後すぐに人気モデルのひとつへと成長。22年には、ファンの要望に応えて38mmバージョンが発売された。
 ■Ref.H70405710。SS（38mm径）。自動巻き（Cal.H-10）。10気圧防水。13万6400円 |
 ■Ref.H70405130。SS（38mm径）。自動巻き（Cal.H-10）。10気圧防水。14万8500円 |
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頑丈なステンレススチール製の38mm径ケースに収められ、80時間のロングパワーリザーブを誇る“H-10”ムーヴメントを搭載。
【外装パーツや搭載ムーヴメントの詳細を公式サイトでチェック】
カーキ パイロット パイオニア メカ クロノグラフ
 カーキ パイロット パイオニア メカ クロノグラフ■Ref.H76409530。SS（40mm径）。10気圧防水。手巻き（Cal.H-51-Si）。31万1300円 |
 時計と組み合わせたのは、ピンチェック生地を用いた1920〜30年代製のカバーオール。 |
1970年代に英国空軍（RAF）のパイロットのためにハミルトンが製造したモデルを忠実に復刻したモデル。横に並べられた二つのサブダイアル（分積算計と秒表示）、リューズを保護するために右側を厚くしたケースなど、往年の軍用クロノグラフの雰囲気が再現されている。褪色した質感を表現したオールドラジウムカラーのスーパールミノバ夜光を採用。ヴィンテージな雰囲気を強調しつつ、暗所での視認性をしっかり確保している。
 復刻モデル（現行） |
 オリジナル（1970's） |
右が1965年から76年にかけて英国空軍（RAF）のパイロットのために製造されたオリジナルの軍用クロノグラフで、左が復刻モデルの“カーキ パイロット パイオニア メカ クロノグラフ”。オリジナルはハミルトンのほか、四つのブランドがイギリス軍に供給していたことから、イギリスを代表するバンド“ビートルズ”の愛称（Fabulous Four）”にちなんで、“FAB FOUR（ファブフォー）”の通称でも知られている。
 ケース径40mmと程よいサイズで使いやすい。特徴的な左右非対称（リューズサイドが大きい）のフォルムもマニア心をくすぐるポイントだ。 |
 表面に細かい凹凸を加えたグレイン仕上げの文字盤に、同心円の装飾を施したサブダイアルを配置。質感を変えたことで視認性と立体感が高められている。 |
“カーキ パイロット パイオニア メカ クロノグラフ”もオリジナルの雰囲気を濃厚に感じさせる仕上がりだ。ケースサイズはオリジナルの39mmよりも1mmだけ大きい40mm。60時間パワーリザーブ、10気圧防水と、実用性の高さも大きな魅力となっている。
【左右非対称のケースや細かいスペックを公式サイトでチェック】
カーキ パイロット パイオニア メカ
 カーキ パイロット パイオニア メカ■Ref. H76419931。SS（36×33mmサイズ）。10気圧防水。手巻き（Cal.H-10）。12万4300円 |
 時計と組み合わせたのは、ストライプ＝ウォバッシュストライプ生地を用いた1920年代製のワークジャケット。 |
1970年代に誕生したアビエーションウオッチ、“W10”のスタイルはそのままに、現代的なスペックを搭載した復刻モデル。特徴的なヘアライン仕上げのオーバルケースにボックス型の風防を合わせ、オリジナルモデルの雰囲気を忠実に再現している。
右が1973年から76年にイギリス軍の関係者向けに支給されたオリジナルの軍用時計で、左が復刻モデルの“カーキ パイロット パイオニア メカ”。
 復刻モデル（現行） |
 オリジナル（1973） |
オリジナルの軍用時計が35.5mm×32.5mmで、復刻モデルは36mm x 33mm。文字盤のデザイン（表面の仕上げはマットな黒から梨地に変更）、ヘアライン仕上げをベースにしたケースの質感、デザインバランスを含めて、復刻モデルの中でも最もオリジナルモデルの再現度が高い。ヴィンテージテイストを楽しみつつデイリーユースで時計を着けたい人に、最適なモデルと言えるだろう。
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