スイスのラ・ショー・ド・フォンを拠点とする腕時計ブランド“ジラール・ペルゴ”は、1970年代に人気を集めた“キャスケット”の新作を発表。820本限定となっている。
1976年に初代モデルが登場したキャスケットは、クォーツ式キャリバーで駆動するチューブ状のディスプレイや流線形のケースが特徴的で、当時のSF人気と相まって近未来的、画期的と評された。2022年にはジラール・ぺルゴ愛好家たちからの要望を受けて“キャスケット 2.0”を発売し、爆発的な売り上げを記録。キャスケットというモデル名は初代モデルが登場した後に、コレクターたちが名付けたニックネームを採用したもので、22年の“キャスケット 2.0”は、ブラックセラミックとチタン製のケースにチタン製プッシャーなどを備えた、初代モデルに非常に近いデザインとなっていた。
リミテッドエディションとして今回登場した新作“キャスケット 2.0”は、前代モデルをオマージュ。チタン製ケースに18K 2N イエローゴールドの“GP”ロゴとプッシャーを配置している。またグレード5チタン製ブレスレットの内側には、ラバーを合わせることで快適な着け心地を実現。チタン製バックルはサイズを細かく調整することができる。
ムーヴメントには“キャリバー GP3980-1474”を搭載。オリジナルモデルにはなかった、デイト(曜日)、月、年の表示にくわえ、クロノグラフ機能、第2タイムゾーン、シークレットデイトを表示させることができる。ディスプレイはオリジナルモデルと同じヴィンテージ調を受け継いだ。また、キャリバー GP3980-1474を初代モデルに組み込み最古のクォーツ式時計として使用することも可能だ。販売価格は69万3000円。
【画像】SF映画に出てきそう…⁉近未来的なデザインがたまらない新作“キャスケット”
【問い合わせ先】
ソーウインド ジャパン ジラール・ペルゴ
TEL: 03-5211-1791
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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