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【黒かメタルか悩ましき選択】37mmの小顔で4万円台。SEIKOメカ・クォーツ搭載のヴィンテージ調クロノ時計|OUTLINEニュース no.177

1970年代の手巻きデイトナをデザインモチーフにしつつ、横二つ目インダイアルでさらにレトロっぽさを強調したアウトラインの大ヒット作、2レジスタークロノシリーズ。現在は写真右のシリーズ I と左のシリーズ III と二つのラインナップで展開している。

この2タイプはそもそもどこが違うのかというと、写真をよく見比べてもらうと右のシリーズ I は黒ベゼルなのに対してシリーズ III はメタルベゼルになっていることがわかるだろう。

[2レジスタークロノ・シリーズ I ](左)Ref.YK20232-2BK、(中)Ref.YK20232-3BL、(右)Ref.YK20232-1WH

実はこれも70年代の手巻きデイトナに倣ったもので、当時も6263と6265という二つの型番で販売されていた。末尾が63系は黒ベゼル仕様、もう一方の末尾65系は鏡面のメタルベゼルだったのだ。

ちなみにシリーズ III は、最初にシリーズ I を販売したときに購入ユーザーからメタルベゼルの65系も出してほしいという要望が寄せられた。それを受けて今年になって製品化したものである。

[2レジスタークロノ・シリーズ III ](右)Ref.YK20243-2BK、(左)Ref.YK20243-1WH

どちらが人気なのかというと、やはりシリーズ I に軍配が挙がる。文字盤を囲んだ黒ベゼルによって全体が引き締まった印象となるためよりスポーティで素直にカッコいいからなのだろう。ただ一方でシリーズ III は、鏡面ベゼルが見る角度によってキラキラと適度に輝きを放ち高級感はけっこうある。そのためビジネスシーンでの利用が多いのであれば、シリーズ III がおすすめだ。

また、よりヴィンテージ感を求めたいのであれば、両シリーズともに迷わず黒文字盤に白いインダイアルの逆パンダタイプをチョイスしたい。特にシリーズ III の逆パンダはかなりヴィンテージ感が強くておすすめだ。ちなみに筆者イチ押しもこのメタルの逆パンダなのである。

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なお、当サイトの公式オンラインSHOPに加えて、時計の専門ショップ「チックタック」「オンタイム」「ムーヴ」の合計50店舗でも販売中。ただし「オンタイム」と「ムーヴ」の店舗についてはシリーズ III だけの取り扱いとなるためご注意を!

Watch LIFE NEWSオンラインSHOPで販売中
●シリーズ Iの購入はこちら
https://shop.powerwatch.jp/webshop/category/item/item-watch/series1/

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【SPEC】
・素材:(ケース)316Lステンレススチール(ネジ込み式リューズ)、(ブレス)304ステンレススチール
・サイズ:ケース径37.8mm、ケース厚11.9mm(ドーム風防含む13.1mm)
・防水性:3気圧防水(日常生活防水)
・駆動方式:メカクォーツ(セイコー製Cal.VK64)
・機能:クロノグラフ(9時位置に60分積算計)、24時間計(3時位置)
・希望小売価格:各49,500円(組み立て:日本)
・保証期間:1年間

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菊地 吉正 - KIKUCHI Yoshimasa

時計専門誌「パワーウオッチ」を筆頭に「ロービート」、「タイムギア」などの時計雑誌を次々に生み出す。現在、発行人兼総編集長として刊行数は年間20冊以上にのぼる。また、近年では、業界初の時計専門のクラウドファンディングサイト「WATCH Makers」を開設。さらには、アンティークウオッチのテイストを再現した自身の時計ブランド「OUTLINE(アウトライン)」のクリエイティブディレクターとしてオリジナル時計の企画・監修も手がける。
2019年から毎週日曜の朝「総編・菊地吉正のロレックス通信」をYahooニュースに連載中!

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