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手巻きクロノグラフの名機【“ヴィーナス175”の設計を継承】HEMEL(ヘメル)“HF22 エアディフェンス”

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HEMEL(ヘメル)
HF22 エアディフェンス
■SS(40mm径)。10気圧防水。手巻き(Cal. ST-19)。各13万2000円

HEMEL

ケースの直径は40mmでラグの先端までの上限幅が約47mm。厚みが13.4mmある重厚なフォルムだが、ラグが短めで湾曲しているため安定感があり装着感は良好だ。少し傾斜が付けられたブラックセラミックベゼルが光を反射し、高級感を高めている。


ベースとなったヴィーナスの“Venus175”とシーガルの“ST-19”を比較

Venus175

ヴィーナス:Venus175:七つの歯を備えたピラーホイール式で、キャリングアーム式、スライディングギアを採用。パーツの面取りなどはなく仕上げは簡素な印象だが、羽を広げた鳥を思わせるクロノグラフホイールブリッジなど、独特の造形美は愛好家の支持も厚い。このムーヴメントには通常のキャリバー175とは異なるスワンネック型緩急針が装備されている。

ST-19

シーガル:ST-19:クロノグラフ機構を制御するコラムホイールを含め、Venus175の設計を受け継いだシーガルのCal.ST-19。パーツの鏡面仕上げのシンプルな仕様だが、ブルーのネジ、ブリッジなど目立つ部分には装飾を加えて美観を高めている。バネでリセットハンマーを動かすヴィーナス伝統の機構により、クロノグラフをリセットする際の操作感がとても軽快で心地よい。

 

(左)ヴィーナス:Venus175/(右)シーガル:ST-19

Venus175_コラムホイール

Venus175

ST-19_コラムホイール

ST-19

ST-19で特徴的なのがクロノグラフのスタートとストップを制御するコラムホイール。円柱状の部品が回転するコラムホイール式はカム式に比べてレバーの動きを細かく制御でき、独特の形状も特徴だ。ブルーのネジに変更されているが、7枚の歯を含めて基本的形状はそのまま継承されている。


Venus175_緩急針

Venus175

ST-19

ST-19

テンプの周期を精密に調整する緩急針。Venus175にもシンプルな緩急針を採用している例を確認できるが、ST-19は古典的なスワンネック緩急針を採用。クロノグラフホイールを固定するブリッジ(中央)はシンプルな形状となっているが、コート・ド・ジュネーブ風の装飾を加えて美観が高められている。

【問い合わせ先】
石岡商会
TEL.03-5396-4008

 

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