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文字盤、針、ケース、ベゼル、ストラップなどを自分好みにカスタムオーダーできる独自のビジネスモデルにより、カスタマイズウオッチの先駆的ブランドとして支持を集めているアンダーン。同社の魅力としてもうひとつ注目したいのが、コストパフォーマンスに優れる個性的なコラボレートモデルだ。
これまでにもハローキティ、ポパイ、ミニオンなど、様々なコラボウオッチをリリースしているが、今回注目した“ザ ウェーブフォワード”は、アンダーンの設立10周年を記念して製作された、世界限定1000本の特別なコラボモデルだ。
UNDONE(アンダーン)
ザ ウェーブフォワード
本作でモチーフに選ばれたのは、日本だけでなく、世界中で評価され、その作品が愛され続ける浮世絵師、葛飾北斎の最高傑作として知られている“神奈川沖浪裏”。葛飾北斎が晩年に魅せられたとされる長野県、小布施にある北斎館とのコラボレーションで製作され、“和”のテイストを取り入れたデザインによって個性的なモデルに仕上げられている。
【画像】“神奈川沖浪裏”を表現したムーヴメントや伝統文様の文字盤を拡大して見る
まず目を引くのが中央上部に北斎館のロゴを配置した文字盤だ。葛飾北斎の“神奈川沖浪裏”からインスピレーションを得たデザインが採用され、日本の伝統文様である青海波(せいがいは)をエンボス加工で施した。外周に向けて色合いが濃くなるグラデーションに仕上げたことで、青海波(せいがいは)の立体的な装飾を際立たせている。
ムーヴメントはセイコー製のCal.NH35Aを搭載。裏ブタはシースルーバックに仕上られ、神奈川沖浪裏”の大波がデザインされたローターなど、限定モデルならではの特別なデザインを楽しめる。
デザインと機能の両面でここまで品質を高めつつ、7万円台という手の届く価格を実現している点も見逃せない。葛飾北斎の”神奈川沖浪裏”をテーマにしたデザイン、プロ仕様のスペックと、全方位的にこだわりを満載したアンダーンの限定モデル。時計好きにこそ、手にして欲しい1本と言えるだろう。
【画像】北斎の傑作“神奈川沖浪裏”を表現したディテールに注目
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文◎Watch LIFE NEWS編集部
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