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【ジェンタ作品いくつ知ってる?】かつてセイコーの腕時計も手がけた時計デザインの巨匠

[オメガ/コンステレーション Cライン]

1960年代にオメガの高級ライン、コンステレーションに提供したデザインは、ジェンタとしてもキャリア初期の作品だ。ケースとラグを一体化させた丸みを帯びたデザインは、他のブランドも追随するほど、この時代の時計デザインに大きな影響を及ぼした。シンプルだが人間工学に基づいたバランスの良いデザインで、いまの視点で見ても美しい。

【商品詳細】WGベゼル×SS(34.5mm径)。自動巻き(Cal.751)。1970年頃製。23万6500円。取り扱い店/Watch CTI
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[IWC/ゴルフクラブ] 

1970年前後のIWCはこのゴルフクラブのほか、ヨットクラブやポロクラブなどのスポーツモデルに力を入れていた。角が張り出したクッションケースのデザインは、ジェンタらしい近未来感を感じさせつつ洗練されている。ムーヴメントはペラトン式自動巻きの最後期Cal.8541Bを搭載しており、時計としての完成度は高い。

【商品詳細】SS(34mm径)。自動巻き(Cal.8541B)。1970年代製。99万円。取り扱い店/黒船時計古酒店
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[セイコー クレドール/ロコモティブ] 

ジェンタは日本のセイコーとも良好なパートナーシップを築き、いくつかの作品を提供している。ロコモティブはセイコーが高級ラインのクレドールを立ち上げるにあたって依頼されたもので、六角形のケースにビスを配したデザインは、蒸気機関車をモチーフにしたもの。ブレスレットの形状なども独創的だ。

【商品詳細】Ref.KEH018。SS(36mm径)。クォーツ(Cal.5932)。1970年代製。143万円。取り扱い店/BQ
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文◎巽 英俊

 

【狙い目は流通も豊富なオメガ Cラインケース】

 

 

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