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【裏を見ただけでもわかる!?】80年代に飛ぶように売れたアンティーク時計ブームの立役者

アンティーク時計専門サイト「LowBEAT Marketplace」には、日々、提携する時計ショップの最新入荷情報が更新されている。
そのなかから編集部が注目するモデルの情報をお届けしよう。


ロレックス
バブルバック

バブル期とも重なる1980年代、ロレックスといえばスポーツモデルよりも金無垢デイトジャストのほうが人気があった。
そんな時代に、日本におけるアンティークウオッチブームの火付け役となったのが、“バブルバック”である。
海外のファッション誌でスポットが当たったことで人気が高まり、それが日本にも飛び火するかたちだったのだが、当時を知るショップスタッフによると「店頭に並べれば飛ぶように売れた」という。
このブームに伴って、かつて10万円台でも購入できたバブルバックの相場は数倍以上に高騰。コンディションが良く、珍しい文字盤デザインだと、100万円以上という高値で取引されていた。

【商品詳細】Ref.2940。SS(32mm径)。自動巻き(Cal.NA)。1940年代製。55万円。取り扱い店/セレクト

【バブルバックの商品をもっと見る】

ちなみに、“バブルバック”とは通称であり、正式名称は自動巻き機構のパーペチュアルを載せた“オイスターパーペチュアル”である。バブルバックは、厚みのある自動巻きムーヴメントを納めるため、泡のような丸い膨らみがある裏ブタを採用していることに由来している。独特のフォルムゆえに、“裏を見ただけでもどのモデルなのかわかる”というわけである。

 

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文◎LowBEAT編集部
画像◎セレクト

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