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【アンティーク初心者にもおすすめ】10万円台から狙える、オメガ 30mmキャリバー

[オメガ 30mmキャリバー ハニカムダイアル]

ハニカムダイアルにくさび形のインデックスを合わせたクラシカルなデザインで、使用状態が良かったのか、クリームトーンのダイアルには染みなどもなく極上のコンディションだ。搭載されているのは30mmキャリバーとしては最後期となるCal.286(いわゆる“T6”と呼ばれる世代で、シーマスターなどにも使われていた)だが、それだけに設計は熟しており、インカブロック(耐衝撃機構)を備えており実用性が高い。大振りのパーツに施されたカッパーメッキの色味も美しく、オメガ最盛期の栄華を感じさせる逸品だ。

【商品詳細】SS(33mm径)。手巻き(Cal.286)。1960年代製。39万6000円。取り扱い店/プライベートアイズ
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[オメガ 30mmキャリバー] 


弾丸型と呼ばれるインデックスが搭載され、ホワイト&シルバーのルックスは素っ気ないほどシンプルだ。だがそれだけにクセがなく、デイリーユースにも適している。搭載されているムーヴメントは、チラネジなしのスムーステンプを採用したCal.285で、1950年代後期に多く製造された。当時はランチェロなどにも使われており、オメガでは信頼性が高いムーヴメントであったことがうかがえる。ケースエッジもまだしっかりしており、長く楽しめそうな個体だ。30mmキャリバーはこうしたシンプルなモデルなら、10万円台でもおもしろい個体を探すことができる。

【商品詳細】SS(34.5mm径)。手巻き(Cal.285)。13万2000円。取り扱い店/セコンド
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[30mmキャリバーだけじゃない。オメガのほかのモデルをチェック!]

 

文◎巽 英俊

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