スイス・ジュネーブに本拠を置くスイス高級時計ブランド“RAYMOND WEIL(レイモンド・ウェイル)”が、ジュネーブ ウォッチメイキング グランプリ2023のチャレンジウォッチ部門を受賞した“ミレジム スモールセコンド”の新色として、ブリティッシュレーシンググリーンを発売した。
1950年代のモーターレースでイギリス車に採用された深いグリーンをダイアルに使用。アンティークを再解釈した何ともいえない色味が秋冬のコーディネイトにマッチ。大人の男性の装いを格上げしてくれることだろう。
また、30年代のアール・デコ様式のセクターダイアルを採用。6時位置のスモールセコンドにも同様のラインを施し、シンメトリーなデザインに。針のフォルムをシャープにすることでモダンに仕上がった。
スモールセコンドからアワートラックに向けて高さが増し、ミニッツトラックは外側に向けて傾斜する3D仕様。各部で異なる仕上げを採用し、暗所での視認性を高めるためにスーパールミノバを使用している。
そして、セリタ社製の自動巻きムーヴメントCal.SW261をベースにしたCal.RW4251を搭載。トランスパレントケースバックからW字型ローターの動きを鑑賞できる。
ケースは以前主流だった小径ケースにインスパイアされつつも、直径39.5mmを採用している。5気圧防水と薄型設計で、日常生活での使用に適したサイズといえる。
かつ、プラスチック製風防を想起させるヴィンテージデザインの風防をサファイアクリスタルで再現。高硬度なサファイアクリスタルを美しいボックス型に切削している点もポイントだ。ヴィンテージ感のある長いケースラグを採用。心地よい装着感だ。
また、今回は“ミレジム”コレクションに初めてステンレススティールブレスレットを採用したという。5連仕様で、ケース同様にヘアラインとポリッシュ仕上げを組み合わせ、バックル部分にモノグラムを刻印しているので注目したい。なお、販売価格は36万3000円となる。
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文◎Watch LIFE NEWS編集部
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