スイスの時計ブランド“NORQAIN(ノルケイン)”は、高性能なフライバック機能を備えたスケルトン構造のクロノグラフ“NORQAIN 8K”マニュファクチュールキャリバーを開発。革新的なこのムーヴメントを搭載した“Independence Skeleton Chrono”2モデルを世界限定300本で発表した。
“NORQAIN 8K”マニュファクチュール・キャリバー(NK24/1)は、マニュファクチュールAMTとのパートナーシップにより独自に開発された。高性能のフライバッククロノグラフを搭載し、正確に作動させるためにコラムホイールを採用した。62時間のパワーリザーブを実現。
8Kというネーミングには、世界最高峰の8000m級の山々にふさわしいムーヴメントという意味を込めた。また、このムーヴメントの開発にあたっては、ノルケインの第2の故郷であるツェルマットが登頂の起点となるスイスアルプスの名峰、マッターホルンへの畏敬の念も表しているという。
“NORQAIN 8K”マニュファクチュールキャリバーを搭載した新モデルは“インディペンデンス”シリーズをベースにデザイン。同シリーズでは初となるクロノグラフモデルであり、中央にはクロノグラフ秒針、12時位置に30分積算計、6時位置にはランニングセコンドカウンターを配した。
文字盤、ケースバッグともにスケルトン構造でムーヴメントを鑑賞できる構造になっている。また、サファイアクリスタルの裏ブタには山の頂を描き、文字盤上で表現している山の頂と合わせたカラーリングを施す。
“インディペンデンス スケルトン クロノ 42mm チタニウム DLC”は、ケースにブラックDLCコーティングを施した軽量で頑丈なグレード5 チタニウムを採用。文字盤にはパープルをアクセントとして使用し、ガンメタルメッキの傾向仕上の針とインデックスを備える。また、ベルトはヴィーガン認定を受けたラバー素材を使用している。裏ブタには300本限定を示す刻印を施した。
ブラックを基調にした“インディペンデンス スケルトン クロノ 42mm スティール”は、革新的な開発を今後継承していくモデルの第1弾として登場。ブラックサテン仕上げのスケルトン文字盤に、ゴールドメッキのディテールと蛍光仕上げの針、インデックスを合わせた。ベルトにはブラックのラバー素材のほか、4リンクのステンレススチールブレスレットを揃える。なお、2025年のWatches and Wonders Genevaで第2弾が発表されるそうだ。
いずれのモデルもねじ込み式リューズを採用し、100m防水性能を備える。ケース左サイドにはノルケイン・プレートを配し、思い思いのメッセージを刻印できる。
販売価格は“インディペンデンス スケルトン クロノ 42mm チタニウム DLC”(ラバーベルト)が123万2000円。“インディペンデンス スケルトン クロノ 42mm スティール”のステンレススティール製ベルトは112万2000円、ラバーベルトは110万円。
【問い合わせ先】
ノルケイン ジャパン
TEL.03-6864-3876
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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