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55万円とは驚いた。影響を大きく受けたモデルと、そうでないモデルとは?|菊地吉正の【ロレックス通信 No.269】

今回の実勢価格の下落で見えた意外な注目モデルとは?

ご覧のとおり、各モデルの下げ幅を見るとプレミアム価格の度合いが高いほど値下がり幅が大きくなっている。その最たるデイトナはなんと55万円(黒文字盤)の下落だ。ただ、下落率で考えるとGMTマスター II のペプシがわずかだがデイトナを上回っている。

そんななか注目したいのがデイトナ、GMTマスター II に次いでプレミアム度が高い通称グリーンサブことサブマリーナーデイトのグリーンベゼル仕様(写真)だ。今回の下落によって一般的な黒ベゼルのサブマリーナーデイトに、だいぶ実勢価格が近づいているのである。グリーンサブのこれまでの高騰ぶりを考えるとある意味で狙い目と言えるのかもしれない。

サブマリーナーデイト、Ref.126610LV

【画像】7月から9月までの実勢価格の推移を時計の写真とチェック!

菊地 吉正 - KIKUCHI Yoshimasa

時計専門誌「パワーウオッチ」を筆頭に「ロービート」、「タイムギア」などの時計雑誌を次々に生み出す。現在、発行人兼総編集長として刊行数は年間20冊以上にのぼる。また、近年では、業界初の時計専門のクラウドファンディングサイト「WATCH Makers」を開設。さらには、アンティークウオッチのテイストを再現した自身の時計ブランド「OUTLINE(アウトライン)」のクリエイティブディレクターとしてオリジナル時計の企画・監修も手がける。
2019年から毎週日曜の朝「総編・菊地吉正のロレックス通信」をYahooニュースに連載中!

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