先週9月6日にプレオープンしたばかりのアンティーク時計の情報サイトLowBEAT Marketplace。
同サイトは、1点モノといわれるアンティーク時計を購入する際、ユーザーが比較検討しやすいように各ショップの商品情報を集約しているのが最大の特徴で、掲載商品は早くもの200点を突破。10月のグランドオープンに向けて今後もどんどん商品情報を追加していく予定だ。
さて、今回はそんなLowBEAT Marketplaceに登録された商品のなかから、初心者にもおすすめな30万円アンダーで購入できるアンティーク時計3選を紹介する。
<44キングセイコー 2nd後期モデル>

18万5000円/SELECT(セレクト)
1960年のグランドセイコー(諏訪精工舎)に続き、61年に誕生したキングセイコー(第二精工舎)。ここで取り上げるのは、そのセカンドモデルで1964年に登場した。当初からハック機能やスクリューバックを採用しており、アンティークウオッチでありながら、比較的実用できる点がおすすめの理由だ。
<ロンジン ブルズアイ>

24万円/キュリオスキュリオ
手巻きムーヴメントの傑作のひとつに数えられるロンジンのCal.12.68Zを搭載した1950年代製の個体。高い基礎体力もさることながら、33mm径の小振りなケースはスクリューバック仕様で安心感も高い。文字盤はカッパーとブラックの2トーン仕様で“ブルズアイ”と呼ばれるデザインが採用されている。
<オメガ コンステレーション Cライン>

18万8000円/SELECT(セレクト)
当時オメガの自動巻きモデルの最高峰に位置付けられたコンステレーションの1960年代製のモデル。Cラインと呼ばれる特徴的なケースデザインは、有名なウオッチデザイナーであるジェラルド・ジェンタが手がけたもの。搭載しているのはクロノメーター仕様のCal.564である。優秀なスペックを誇りロングセラーとなったコンステレーションは、非常に多く製造され現存数も多いことから、現在の市場価格もこなれている点も大きな魅力といえよう。
今回取り上げた商品の詳細、そしてそのほかの商品についてはLowBEAT Marketplaceでチェックしてほしい。
文◎堀内大輔