1989年に誕生して以来、過酷な環境下でも耐えることができる信頼性と、ランド(陸)・マリン(海)・スカイ(空)それぞれのフィールドで要求される機能性を備えたプロフェッショナルモデルを展開してきた“シチズン プロマスター”。
2024年はブランド誕生から35年周年に当たり、プロマスター初の機械式GMTウオッチである“スカイ メカニカルGMT”、新開発の光発電エコ・ドライブ“Cal.H864”を搭載した“エコ・ドライブ ジオ・トレッカー”など、多彩なモデルが続々と登場している。
シチズン プロマスター
スカイ メカニカルGMT
プロマスターで初のメカニカルGMTウオッチ。24時間表示を記したベゼルを持つ王道のスタイルをとりつつ、視認性に優れたインデックスデザインや太い針など、過去のスカイシリーズから続く様々なデザイン要素が盛り込まれた。時針のみを動かして設定できるGMT機能を備えたCal.9054は、約50時間のパワーリザーブや日差+20~-10秒の精度、JIS規格の2種耐磁時計(直流磁界1万6000A/mに耐えられる水準)に準じる耐磁性能を備える。
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“陸海空”を網羅、35周年を記念した三つの限定モデル
アニバーサリーイヤーということもあって、魅力的な新作を続々とリリースしているシチズンだが、そのなかでも編集部が特に注目しているのが“シチズン プロマスター”のブランド誕生35周年を記念した限定モデルだ。
6月6日に第1弾として“マリン(海)”を象徴する“メカニカル ダイバー200m 35周年記念限定モデル”が登場したのを皮切りにして、8月9日に“スカイ(空)”を象徴する第2弾の “エコ・ドライブ電波時計 35周年記念限定モデル”、 10月10日に“ランド(陸)”を象徴する第3弾の“エコ・ドライブ コンビネーションウオッチ 35周年記念限定モデル”を発売。
既存モデルにはないデザインと先進の機能を兼ね備えた仕上がりが、限定モデルらしい特別感を主張している。
シチズン プロマスター
メカニカル ダイバー200m 35周年記念限定モデル
ブランド誕生35周年記念限定モデルの第1弾“メカニカル ダイバー200m”。本作はフジツボに覆われながらも動き続けていたことから“フジツボダイバー”の愛称でよばれる“チャレンジダイバー(1977年初出)”のデザインを継承しつつ、デザインとスペックの両面で現代的なアップデートを施しているのが特徴だ。
ケースとブレスレットはステンレスの約 5 倍以上の硬さを実現し、キズに強く、軽く肌にもやさしいスーパーチタニウム TMを採用。明るく透き通るような色調が特長のデュラテクトプラチナが施されている。
印象的なのが、“フジツボダイバー”が発見された、オーストラリアのロングリーフビーチをイメージしたカラーリングだ。美しい⻘い海と白い砂浜からインスピレーションを得て、文字盤とベゼルをブルーに設定。ベゼルのアルミリングをブラックにすることで、メリハリのあるビジュアルに仕上げられた。
ムーヴメントは、平均日差−10~+20秒、持続時間約42時間のCal.9051を搭載。スマートフォンやタブレット等から発せられる磁界の影響を軽減させるために耐磁性能を強化しており、JIS(⽇本⼯業規格)に規定された“2種耐磁”の性能を備えているのもポイントだろう。
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【問い合わせ先】
シチズンお客様時計相談室
TEL.0120-78-4807
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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