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【特別仕様も4万円台で先行受付中】F1カーに由来するあの伝説時計を表現した40周年限定モデル|OUTLINEニュース no.164

文字盤とベゼル、そしてレザーベルトと全体的に黒を基調としているため、ゴールドケースながらつけた時の派手さはあまり感じない。そのためファッション的にもいろいろと遊べると思う

SEIKOのメカ・クォーツを搭載したアウトラインの大ヒット作“2レジスタークロノ”。その最新作“シリーズ III ”で現在実施しているクラウドファンディングでの先行予約も残すところ本日含めて8日間となった。

そこで今回は同クラファンにおいてシリーズ III と併せて先行受け付けを実施している異色なゴールドモデルについて紹介させていただこうと思う。

これはシリーズ III ではなく、2レジスタークロノとして最初に作ったベゼルがブラック仕様のシリーズ I 。その新型となる。実はこれ、時計のセレクトショップとして全国に店舗展開しているチックタック(TiCTAC)が創業40周年を迎えたことを記念したスペシャルエディションとして製作したものだ。

ロレックスファンならすぐピンときたのではないか。漆黒のボディにゴールドカラーのロゴやラインが際立つ。1970年代初期にロータスのF1カーに採用されたイギリスのたばこ会社のカラーリングだ。それに由来し“JPS”の愛称で愛好家から呼ばれるようになった伝説のクロノグラフがモチーフである。

文字盤は漆黒ではなく若干焼けて褪せた感じのマット調の色合いにしているため、ゴールドながら落ち着いた雰囲気を醸す

当時のオリジナルは、ストップウオッチの操作を行う2時と4時位置のプッシュボタンは、そのまま操作が行えるポンププッシャー式だったが、新作ではシリーズ I と同じ仕様に合わせてネジ込み式プッシャーを採用する。

また、当時はブレスレットと革ベルトタイプの両方が販売されていたことに倣って、新作ではブレスレットではなく派手さを抑えたクロコ型押しのカーフベルトを採用しているのも既存の2レジスタークロノ・シリーズとは違う点となる。

限定本数は150本。クラウドファンディング終了後の9月13日(金)より全国のチックタック店頭とECサイトで販売される予定だ。なお、詳細はクラウドファンディング「ウオッチメーカーズ」で公開しているが、こちらでの先行受け付けも残り少なくなっているため、ぜひ早めにチェックしてほしい。

【画像】もっと写真を見る

[詳細はウオッチメーカーズ]
https://watchmakers.en-jine.com/projects/chrono3

左の2本が新作の“シリーズ III ”。右のゴールドモデルが“シリーズ I ”のスペシャルエディション

(左・中)【2レジスタークロノ・シリーズ III 】SS(37.8mm径)。3気圧防水。メカ・クォーツ(セイコーVK64)。各4万9500円 (右)【2レジスタークロノ・シリーズ I  ブラック&ゴールド】 Ref.YK20243-JPS。SS(37.8mm径・金メッキ)。3気圧防水。メカ・クォーツ(セイコーVK64)。4万9500円

YouTubeのショート動画にまとめてみました。ぜひご覧ください(BGMあり)

菊地 吉正 - KIKUCHI Yoshimasa

時計専門誌「パワーウオッチ」を筆頭に「ロービート」、「タイムギア」などの時計雑誌を次々に生み出す。現在、発行人兼総編集長として刊行数は年間20冊以上にのぼる。また、近年では、業界初の時計専門のクラウドファンディングサイト「WATCH Makers」を開設。さらには、アンティークウオッチのテイストを再現した自身の時計ブランド「OUTLINE(アウトライン)」のクリエイティブディレクターとしてオリジナル時計の企画・監修も手がける。
2019年から毎週日曜の朝「総編・菊地吉正のロレックス通信」をYahooニュースに連載中!

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