90年代を代表するカラトラバが、このRef.3919である。切り立ったホブネイルベゼルとローマンインデックス、そして6時位置のスモールセコンドが現行品とは違った緊張感を与える。また、薄型だがケースは極めて立体的な造形をもつ。
また、都知事選に出馬した石丸伸二氏は“タグ・ホイヤー”の“カレラ グランデイト GMT” を愛用していることで知られる。
今回は、スイス時計ブランドのタグ・ホイヤーから、2023年に60周年を迎えた“タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ”の24年モデルを紹介。この最新作のモデルは、1960年代後半に登場したカレラの第2世代“7753SN”をルーツにもちながら、新たな解釈を加えたデザインが特徴。インパクト抜群な“パンダ顔”の文字盤を一度は目にしたことがある人もいいるのではないだろうか。
サンレイブラッシュ仕上げを施したシルバーの文字盤の3時と9時の位置にブラックのサブダイアルが配され、いわゆる“パンダ”ルックに。赤色のラッカー塗装が施された魅惑的なサブダイアルの針がコントラストをさらに高め、視認性をキープしている。
ムーヴメントには、“TH20-00”を搭載。シールドを象った新ローターや約80時間パワーリザーブを特徴とする。ケースバックから、そのパワフルな動きを見ることができる。
【画像】タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ 2024年モデルを別アングルで見る
今回は、政界の方々が所有する腕時計にスポットを当ててみた。このなかに、気になるモデルはあっただろうか…。止まらない物価高騰に備える人々からは“欲しいけれど、夢のまた夢…”といった声も聞こえてきそうだ。
文◎トレンドライター sawa