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【5分で完売も!】クラウドファンディングで人気を博している時計プロジェクト3選!

アメリカで2000年ごろに始まったと言われるクラウドファンデイング。群衆(クラウド)と資金調達(ファンディング)」を組み合わせた造語で、端的に言うとインターネットを通じて不特定多数の人から資金調達をする仕組みのことを指す。

日本で始まったのは2011年。東日本大震災の年だったこともあって、寄付などを集める手軽な手段として活用されたことから急速に広まり、いまや日本においてもかなり身近な存在となっている。

このクラウドファンディングには寄付型や購入型、あるいは融資型など様々なタイプが存在する。今回取り上げるのは購入型のクラウドファンディングである。購入型とは、新商品を開発・製造する際の資金についてクラウドファンディングで支援を募り、その代わりに支援者へは新商品をお得な割引価格で提供するというのが一般的である。

とかく開発および製造にお金がかかる腕時計にはピッタリの仕組みで、現在も多くの時計関連プロジェクトが様々なクラウドファンディングサービスで展開されている。今回はそんな実施中の時計プロジェクトの中から人気の高い、ヴァルドホフ、アウトライン、そしてジオスの3ブランドを選んでみた。

ヴァルドホフ|クオンタムTi

近年、数を増やしている30万円台〜40万円台の価格で購入できるデイリーユースのトゥールビヨン。品質の甘さや購入後のメンテナンスが問題になることも多く玉石混交となっているが、そんな状況のなかで、存在感を強めているのがドイツの時計ブランド“ヴァルドホフ”だ。

同社はドイツのフォルツハイムを拠点として、企画立案、組み立て、品質管理を行ってコレクションを進化させ、さらに時計修理の国内大手である共栄産業がアフターサポートを担当しているのが特徴。トゥールビヨンはデリケートな機構のため、購入後のサポートが重要となる。しっかりと国内でメンテナンス体制を整えているのは、大きな付加価値と言えるだろう。

今季はスケルトン文字盤にトゥールビヨンを備えた“クォンタム”からグレード5チタンを採用した新作“クオンタムTi”を発表。フレーム構造のグレード5チタンケースでサファイアガラスのミドルケースを挟み込んだケースが採用され、見た目だけでなく180gと軽い着け心地なのも魅力だ。研磨処理を施すことでステンレススチールに負けない高級感のある質感に仕上げられている。

■TI(42mm径)。3気圧防水。手巻き(Cal.HZ 36K1)。一般発売予定価格45万円

[Makuake]
https://www.makuake.com/project/waldhoff-japan-05/

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アウトライン|2レジスタークロノ・シリーズ III

時計専門誌の総編集長が立ち上げた時計ブランド。その最新作は店頭で販売開始からわずか1カ月経たずして完売し、現在もSOLD OUTが続く大ヒット作“2レジスタークロノ・シリーズ I ”の新バージョン“シリーズ III ”だ。違いはシリーズ I はベゼルが黒なのに対してメタル仕様となり、よりレトロな雰囲気が味わえる点だ。来たる9月中旬から全国の時計セレクトショップでの一般発売に先駆けてクラウドファンディングでは、数量限定ながら25〜10%OFFのお買い得価格で先行予約販売を実施中。

なかでも白文字盤に黒インダイアルの写真のタイプは愛好家の間で“パンダダイアル”と呼ばれる人気デザインで、今回も超早割は受け付け開始わずか5分で完売するほどの大人気となった。ほかにも8月2日の受け付け開始から4日目で早割やペア割なども続々完売するなど多くの支持を集めている。

搭載するムーヴメントはセイコーのメカ・クォーツVK64。クロノグラフ秒針が機械式クロノのようにスィープ運針する。なお、パンダのほかに黒地に白インダイアルの逆パンダタイプ、そして金メッキケースを採用し伝説のモデルを再現したブラック&ゴールドなど3型が展開されている。

■SS(37.8mm径)。3気圧防水。メカ・クォーツ(セイコーVK64)。各4万9500円

[WATCH Makers]
https://watchmakers.en-jine.com/projects/chrono3

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ジオス|GMTダイバーズ104

JIOS(ジオス)は、20年近く時計業界に身を置いた竹脇誠氏が2022年に、生まれ育った滋賀県大津市石山で創設した新進気鋭の国産時計ブランドだ。ブランドが掲げているのは、精巧で正確な日本のモノ作り技術を改めて世界に発信するとともに、時計をとおして故郷である大津市石山を広く知ってもらうこと。“Japan, Ishiyama Otsu Shiga”の頭文字から取ったブランド名には、地元地域や社会へ貢献したいという氏の深い思いが込められている。

そんなジオスの第2弾モデルとして登場したのが、 “GMTダイバーズ104”である。ダイバーズの王道的なスタイリングを踏襲しつつも、タウンユースとして役立つGMT機能を付加し、実用性をいっそう強化。リューズガードを備えた力強いケースやセラミックインサートの回転ベゼルを採用するなど普段使いにも安心なタフな仕上がりながら5万円アンダーを実現している点も見逃せない。世界に誇る日本の技術が発揮された1本となっている。

なお、2024年7月19日で終了した “Makuake”で850万円を超える申し込み実績を残し、好評につき現在はCAMPFIREで実施している。お得な割引価格でゲットしたい人は早めにチェックしてほしい。

■SS(40mm径)。20気圧防水。自動巻き(Cal.NH34A)。4万9500円

[CAMPFIRE]
https://camp-fire.jp/projects/770173/view?list=watched

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文◎Watch LIFE NEWS編集部

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