おじさんが気になるツートンベゼルとは?

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おじさん世代が注目するペプシベゼルなど“ツートン”ベゼルとは?人気の理由や必見モデル

おじさん世代のなかで近年、注目されてきた“ペプシベゼル”をはじめとした“ツートンベゼル”をご存じだろうか。2色に分かれたベゼルが特徴で、ぱっと目を引くデザインとファッション性が高いことで人気を呼んでいる。とはいえ、カラフルな色使いになかなかハードルが高いと感じる人も多いだろう。

今回はブームを呼んでいる“ツートンベゼル”のおすすめモデルを紹介したい。そもそもペプシベゼルやツートンベゼルを知らなかったという方向けに、ベゼルの人気の歴史にも触れていこう。

ペプシベゼルの歴史

ペプシベゼルと呼ばれる赤と青のツートンベゼルを象徴するのが、1955年に初代モデルが登場したロレックスの”GMTマスター”だ。当時は国際線の航路が広がったころで、パイロットたちが目的地の時刻を把握する必要性が高まった。そこでパン・アメリカン航空からの要請があり、第2時間帯を表示できるGMT機能搭載の腕時計の開発に至ったとされている。

ロレックス GMTマスター

パン・アメリカン航空にも制式に採用されたGMTマスターの初代モデル、Ref.6542。

ロレックスのGMTマスターでなぜ夜間を青、昼間を赤を採用されたのか、実際のところはわかっていない。このGMTマスターのツートンカラーを時計愛好家のなかでいつしかアメリカの大手飲料メーカーのカラーになぞらえて“ペプシベゼル”と呼ぶようになったのだ。

ペプシベゼルの歴史や時計の見方については下記記事でより詳細を紹介している。
ペプシベゼルの歴史をより深く知りたい方はコチラ。

おじさん世代にペプシベゼルはあり?なし?

さて、おじさん世代が実際にペプシベゼルを着用するのはありか?なしか?多くのおじさんにとっての焦点はここだろう。

実のところ、赤と青のツートンというのはやはり目を引くデザインであるため、着用するハードルが決して低いわけではないと筆者は考える。とはいえ、着用方法さえ間違えなければおじさん世代が着用しても、まったく問題ない。むしろ、“第2時間帯を把握しておく必要がある=国際派⁉”といった、プラスの印象にもつながるだろう。

ファッション性でいえば、個性的なデザインであるからこそ、シンプルな服装に合わせることを強くおすすめしたい。“個性的な腕時計を着用しちゃう個性的な俺”といういで立ちはあまりウケることはないだろう。むしろ、腕時計が好きで目立たせたい、だからこそ服装はシンプルにする、くらいがちょうどいい塩梅だ。

【画像】時計マニア必見モデルも!ペプシ、コーク、バットマンまで… 注目のツートンベゼル

【ツートンベゼル初心者におすすめ】アンダー20万円モデル

初めてツートンベゼルを購入するという方におすすめしたいのが、この夏スピニカーから発売したブロンズケースとツートンベゼルが激シブなダイバーズウオッチ。300m防水を備えるため、1本持っていればタウンユースでも、アウトドアでも着用できる。

スピニカー “テセイ ブロンズ スイス オートマティック”

スピニカー “テセイ ブロンズ スイス オートマティック”

カラーは青×黒、緑×黒の2種類を展開。青×黒は“バットマン(アメコミキャラクター)”という愛称をもっている組み合わせ。古色を魅力としたブロンズケースと黒青・黒緑のモダンなツートンベゼルの対照性が互いの良さを際立たせている。

【画像】渋すぎる…グリーン×ブラックの組み合わせも見る

 

さて、アウトラインでもペプシベゼルは人気。“チックタック(TiCTAC)”とのコラボモデル“GMT-1950”は、クラウドファンディングで一部商品がわずか10分で完売するほどだ。50年代の当時のGMTマスターを彷彿とさせる、レトロな仕上がりになるよう色合いなど細かなアレンジを施している。

アウトライン×チックタック “GMT-1950”

アウトライン×チックタック “GMT-1950” 白文字盤

搭載しているムーヴメントはロレックスのGMTマスターⅡと同様に時針だけを動かすことができる機能を備えるなど、性能の高さも注目すべきポイントだ。ケース自体は37mm、回転ベゼルの直径が39.3mmという使いやすいサイズ感である点も特徴。

【画像】コスパが高すぎる!チックタック×アウトラインのコラボGMT-1950

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