“オメガ × スウォッチ”最新モデル【8月1日から期間限定で発売開始】“スヌーピーコラボ”ほか既存のレギュラーモデルも改めて紹介

2024年7月31日

近年の時計世界で最強のコラボモデルとして、時計好きはもちろん、あまり時計に詳しくない一般のユーザーを含めて世界中で人気を集めているオメガとスウォッチのコラボモデル。

■MISSION TO THE SUPER BLUE MOONPHASE：バイオセラミック（42mm径）。3気圧防水。クォーツ。4万6200円

【画像】新作のムーンフェイズ文字盤やパルスメーターベゼルを拡大してもっと見る

ついに、8月1日に最新作である“Bioceramic MoonSwatch MISSION TO THE SUPER BLUE MOONPHASE”が発売開始となる。販売期間は8月1日（木）から8月20日（火）まで。販売時間にも縛りがあり、午後5時以降の“ブルーアワー”のみ。厳選されたスウォッチストアでの対面販売で、ひとりにつき1店舗1日１本までの購入制限が設けられている。

omegaswatch

本モデルは8月20日、今年最初のスーパームーンである満月のブルームーンにスポットをあててデザインされているのが特徴だ。ブルーのバイオセラミックケースに、ライトブルーのステッチが印象的なベルクロベルトを備え、白に近いシルバーオパーリン文字盤をベースに、三つのブルーのサブダイアルを配置したパンダダイアル仕様のデザインとなっている。またこれまでのムーンスウォッチとは異なり、タキメーターではなくパルスメーターをベゼルに装備。クロノグラフ機能に加えて、2時位置のサブダイアルには、スヌーピーコラボを彷彿とさせるムーンフェイズを搭載しているのも大きな魅力。ダークブルーの背景にリアルな月をデザインしたムーンフェイズディスクが存在感抜群だ。

ちなみに、“限定発売”のイメージが先行して広がってしまったために誤解している方がいるかもしれないが、レギュラーコレクションは継続的に発売されている。スウォッチストアでの対面販売（ひとりにつき１店舗１日１本）と、一般的な時計に比べて入手困難であることに変わりないが、以前よりも販売店舗が拡大され、通常購入も可能となっているようだ。

どうしても新作モデルに注目が集まりがちだが、既存コレクションにも見逃せないモデルが揃っている。2022年にリリースされた第1弾と24年に登場したスヌーピーコラボモデルをあらためてクローズアップしていこう。

【ムーンスウォッチのファーストコレクション】

■Ref.SO33M100。バイオセラミック（42mm径）。3気圧防水。クォーツ。4万700円

BIOCERAMIC MOONSWATCH
バイオセラミックムーンスウォッチ

2022年に発売されたファーストコレクション。3分の2がセラミック、3分の1がヒマシ油を原料にしたバイオセラミック製のケースを採用しつつ初代ムーンウォッチの特徴的なデザインを踏襲。“ドットオーバー90 ”の有名なタキメーターの目盛りが付いたベゼル、サブダイアルなど、月面に達した最初の時計として名高いオメガの伝説的なムーンウォッチの主な特徴を継承している。

MISSION-TO-THE-MOON_back

太陽系の中心にある太陽から周辺の準惑星まで、惑星にちなんで名付けられた11モデルをラインナップしており、写真の“ミッショントゥザムーン”は、そのなかでも、最も忠実にオメガ“ムーンウォッチ”を再現しているのが特徴だ。文字盤とリューズに“OMEGA × SWATCH”のジョイントロゴを備えており、裏ブタの電池カバーには月が描かれている。

【画像】太陽系の惑星をモチーフにした全11モデルを拡大してもっと見る

【ムーンフェイズ搭載“スヌーピー”コラボモデル】

FULL-MOON_NEW MOON Bioceramic MoonSwatch MISSION TO THE MOONPHASE
バイオセラミックムーンスウォッチミッショントゥザムーンフェイズ

NASA非公式マスコットスヌーピーをデザインしたコラボモデル。２０２４年３月26日に満月をテーマにしたオールホワイトの“ＦＵＬＬＭＯＯＮ”、４月８日に新月をテーマにしたブラックモデルの“ＮＥＷＭＯＯＮ”が発表されたムーンフェイズ搭載モデル。ほかのモデルと同じく、スピードマスターからデザインを踏襲。

アイコンとなっているのが、ＮＡＳＡのマスコットであるスヌーピーが寝そべった２時位置のムーンフェイズだ。キャッチーなスヌーピーのイラストに加えてスヌーピーのコミックストリップの有名なセリフの引用が三日月と星の中に隠されている。紫外線の下で見ることができる仕様なので、手に入れた方はチェックしていただきたい。ちなみに、ＮＡＳＡとスヌーピーの関係は古く、60年代にアポロ計画時の非公式マスコットを務めるようになって以来、現在もその関係を継続している。

FULL-MOON_caseback ケースバックの電池カバーには、スヌーピーの世界にインスパイアされた月のイラストをデザイン。どうやらスヌーピーもアポロ11号の月面着陸に同行していたようで、月面には足あとが確認できる。スヌーピーの足あとが付いたユニークでかわいらしい月に注目だ。