小スライド 新作時計ニュース

【芸術的な最新スケルトン文字盤に注目】スイス時計ブランド“スピークマリン”38㎜と42㎜の2サイズで新作発表

スイスの高級時計ブランド“スピークマリン”は、ユニークなピカデリーケースが特徴的な“ワン&ツー”コレクションのニューモデル“オープンワーク デュアルタイム テラコッタ”を発表。38㎜径と42㎜径の2サイズを2024年6月に発売する。

【画像】38mmと42mmの2サイズ展開、芸術的なスケルトン文字盤に注目

アリゾナ州のグランドキャニオン、チリのアタカマ砂漠、ヨルダンのワディラムなど、手つかずの場所を旅することからアイデアを得て作られたというオープンワーク デュアルタイム テラコッタ。

なかでも強くインスピレーションを受けているのは、自然と人が見事に共存するフランスのリュベロンで、絵のように美しいテラコッタ舗装の村々や、夕陽に照らされて深紅に染まったプロヴァンス・コロラドの黄土色の石切場の小道など、そのユニークで温かみのある色により、シンプルで洗練されたスタイルが表現されている。

まっすぐ伸びた力強いラグと懐中時計を思わせる大型リューズを備えたアイコニックな“ピカデリー“ケースは、径38mmと径42mmの2サイズを展開。往年のミリタリーウオッチを思わせる真円で厚みのあるカッチリしたボディには、非常に軽量で着け心地の良いグレード5チタンが使用されている。

何そうにも重なり複雑な構造を持つオープンワーク文字盤は、メイン部分とスモールセコンドにフロスト加工を施したうえでオレンジがかったテラコッタカラーのPVDコーティングを実施。また、スケルトン化されたブリッジとともに立体的で多層的な構造を作り出している香箱とスピークマリンの象徴的ロゴであるトッピング・ツールの形をしたマイクロローターには、従来のマイクロブラスト仕上げと鏡面仕上げの面取りに加え、新たにロジウムメッキが施された。

さらに、ミニッツフランジとレトログラード日付表示のセミアークは、ブラックPVD加工によって強調。前者は円形仕上げで、グレーのラッカー製インデックスと、暗闇で青く発光するグレーのスーパールミノバを塗布した5分積算計を備え、後者はマイクロブラスト仕上げで角度を変え、マットグレーのラッカーで転写された数字を備えている。

搭載される自動巻きムーヴメント“Cal.SMA02”は、ラ・ショード・フォンの工房“ル・セルクル・デ・オルロジェ”で設計・製造。セカンドタイムゾーンとレトログラードデイト機能を備え、52時間のパワーリザーブを誇るこのキャリバーは、非常に高度な装飾が奢られており、すべての部品はポリッシュ仕上げが施され、歯車は同心円状のサテン仕上げ、面取りされたネジ頭は鏡面仕上げを実施。

さらに、裏ブタ側の部品は全体がブラックのロジウムメッキ仕上げ、大型のブリッジには1.5mmのジュネーブストライプとアングルが施されており、各所の精巧な仕上げが独創的かつ革新的な機構を更に引き立てている。

ベルトはホワイトのラバー製があわせられ、スタイリッシュなルックスに仕上げられた。価格は38㎜モデルが636万9000円、42㎜モデルが646万9100円だ。

 

【問い合わせ先】
スピークマリン DKSH MES ジャパン
c g.csc1@dksh.com

 

文◎Watch LIFE NEWS編集部

【そのほかのニュースもチェック!】
■【世界限定9本、メタバースがテーマのトゥールビヨン】カラフルな多層構造文字盤が目を引く“スピークマリン”新作
■【スピークマリン新作速報】世界限定60本、文字盤違いで2モデル。リップルズコレクションの最新作

次のページへ >

-小スライド, 新作時計ニュース
-

PHP Code Snippets Powered By : XYZScripts.com