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【昭和レトロな腕時計、ポストヴィンテージの名作に浸る】IWCの異色モデル“GSTアラーム”の魅力を深掘り

GSTアラーム

■Ref.IW353702。SS(40mm径)。自動巻き(Cal.917)。参考商品

IWC(アイ・ダブリュー・シー)
GSTアラーム

GSTシリーズのなかでも異色の個性を主張するアラーム機能搭載モデル。いま見ても古さを感じさせない意匠、機構の面白さに加え、ジャガー・ルクルト製アラームムーヴメントを搭載した最後のIWCという特別感も大きな魅力となっている。


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GSTアラームはステンレススチールとチタンの2種類がラインナップされており、ステンレススチールはアップライトインデックス、チタンにはトリチウム夜光インデックスが採用された。赤くマーキングされたアラーム針は、実用的な役割に加え、デザインのアクセントとしても効果を発揮している。

2時位置に設置されたリューズはアラーム操作用。GSTアラームは時計本体とは別にアラーム用のゼンマイを搭載しており、リューズを押し込んだ状態で巻き上げを行う。リューズを1段引くと赤くマーキングされたアラーム針の操作が可能となり、アラームを鳴らす時刻を設定することができる。

4時位置には時刻調整用のリューズを設置。2時位置のアラーム用リューズは埋め込み式だが、こちらはネジ込み式を採用しており、リューズのネジ込みを解除した後、2段引いて操作することで時刻調整を行うことができる。現在は使用されなくなった防水時計を示すサカナのレリーフもマニア心をくすぐるポイントだ。

ラグからバックルまで、一体感を持たせたエルゴノミックなブレスレットもGSTシリーズの大きな魅力。バックルをブレスレットのコマと同じ厚み、質感に仕立てることで美観と良好な装着感を両立させている。中コマとサイドを鏡面に仕上げることで高級感を高めている。

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