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【ヴィンテージロレックス向けに開発】児島ジーンズが協力、ダメージ加工を施した初の時計用デニムベルト|OUTLINEニュース no.145

“児島ジーンズ”の協力を得てアウトラインが開発した“クラッシュデニムベルト”を1970年代のエクスプローラーのRef.1016に装着した写真。プレスとは雰囲気がガラッと変わってファッション性が強まった印象だ

久しぶりに当オンラインSHOPだけで販売している“クラッシュデニムベルト”について取り上げたい。そもそもこれはアンティークのロレックスなどちょっと古いスポーツモデルに合わせると、けっこう違った雰囲気になって楽しめるのではないかという筆者の思い付きから開発したものである。

もちろんロレックスに合わせるうえで、やはり付けても恥ずかしくないものを作りたいという思いからかなりこだわった。デニム素材は国産ジーンズメーカーとして人気の“児島ジーンズ”に協力を依頼。ジーンズ愛好家にとって聖地と言われる「岡山県倉敷市」で、国産ジーンズの発祥の地としても知られる児島地区が生み出した上質な「児島デニム」を使用した。

ダメージ加工は職人によって1本1本すべて手作業で行なってもらったため、ひとつとして同じものはないという手作りならではの魅力も特筆すべき点なのである。

クラッシュデニムベルトを装着した5513を実際に付けてみて感じることは、エクスプローラー自体はシンプルかつモノトーンで落ちついているため、デニムのダメージ加工が適度に個性がプラスされてなかなかいい

そして、とにかくアンティークのスポーツロレックスに合わせることを想定。色合いも濃すぎず薄すぎず、色落ち加減についても使うほどに味が出るよう程よい濃さに仕上げてもらっている。また、両サイドのステッチもヴィンテージ感を強めるために一番太い糸を使用し、さらに少し生成りのものを採用した。

もちろん様々なスポーツウオッチに付けて楽しめるよう、ベルトの裏材には撥水加工を施した天然皮革を使用して補強しているいるうえに、最終的なベルトとしての加工は日本の老舗のベルトメーカーであるバンビが製造しているためご安心を。

デニムはシーズンを選ばずファッションには欠かせないアイテム。特にこれからの季節は白Tシャツにバッチリ映える。ぜひ手持ちのアンティークロレックスをイメチェンして楽しんでみてほしい。

【画像】サブマリーナーのRef.5513、アップルウォッチへの装着写真はこちら

現在当サイトのオンラインSHOP限定で販売中

【アウトライン・クラッシュデニムベルト】

国産ジーンズの聖地「岡山県倉敷市」の児島地区が生み出した上質な「児島デニム」を使用。同地区の人気ブランド“児島ジーンズ”が素材の加工と仕上げを行っている

・型番:Ref.YK20224CD
・素材:(表材)国産・児島デニム (裏材)天然皮革
・ サイズ:ラグ幅20mm/長さ:(剣先側)115mm、(尾錠側)75mm/厚さ3mm
・ 希望小売価格:1万3200円(バネ棒付属)
・ 製造本数:500本

当サイトのオンラインSHOP限定で販売中

菊地 吉正 - KIKUCHI Yoshimasa

時計専門誌「パワーウオッチ」を筆頭に「ロービート」、「タイムギア」などの時計雑誌を次々に生み出す。現在、発行人兼総編集長として刊行数は年間20冊以上にのぼる。また、近年では、業界初の時計専門のクラウドファンディングサイト「WATCH Makers」を開設。さらには、アンティークウオッチのテイストを再現した自身の時計ブランド「OUTLINE(アウトライン)」のクリエイティブディレクターとしてオリジナル時計の企画・監修も手がける。
2019年から毎週日曜の朝「菊地吉正のロレックス通信」をYahooニュースに連載中!

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