新年度が開始してはや1カ月が過ぎた。部下・上司双方の評価がお互いに気になるところだろう。サラリーマンは一度“ダメ”と評価がついてしまうと挽回するのもなかなか大変なもの。“あの人いやだ”と思われないために社会人として気を付けるべきポイントを改めて確認してみてはいかがだろうか。
死守すべきは清潔感!
恋愛のハウツー記事でも、ファッション関連でも、とにかく第一に書かれ続けているのが“清潔感”。またか、と思う方も多いかもしれないが、実際に社会に一歩出てみると清潔感、最低限の身だしなみすらできていない男性の多いことに驚く。これだけ多くのメディアで清潔感がいかに大切かうたわれているにも関わらず、いまだにこの程度の認識か、と愕然とすらする。
清潔感を演出する要素の一つに“ニオイ”、“体臭”があげられる。ここ数年では、スメハラ(スメルハラスメント)という言葉も一般的に使用されるようになった。申し訳ないが、筆者としても加齢臭や汗ばんだニオイは遠慮したいニオイである。
しかしながら、世の男性諸君のニオイへの対策はかなり軽いのではないかと感じることが多々ある。というのも、電車に乗っていると、しばしばツーンと鼻を突くような汗の臭いやたばこの臭い、部屋干し臭がいたるところから漂ってくる。筆者がコロナ禍がおさまっても電車に乗る際にマスクを必ず着用するのは、無差別テロかのように突然激臭をまき散らす方が本当に多いからだ。あまりにすごいニオイの方を見つけると、この方の勤め先の同僚は、どんな気持ちでこの人と仕事をするのだろうかと余計な心配までしてしまう。
ニオイ対策は最低限のデオドラントや通気性の服を着用したり、自転車や徒歩で汗をかきそうな時には上着を脱いでおいたりするだけでかなり軽減される。汗拭きシートで都度汗を拭きとっておくことも、これから暖かくなってくる季節にはぜひともおすすめしたい。
特に中高年の男性諸君は首回りを朝出社後にふき取るだけでもニオイやべたつき感が全く変わるので、この記事を読んだらドラッグストアへ直行してはいかがだろうか。
意外な落とし穴⁉ ビジネスシーンに欠かせない腕時計
意外にも盲点なのがオシャレを意識して着用しているアクセサリー類だ。着用している方が多い腕時計も、実はニオイの発生源の一つ。というのも、手首は思っている以上に汗をかいていて、常時腕時計を着用していると、それだけニオイの元が蓄積されていく。せっかくおしゃれに気を遣って腕時計をしていても、ニオイの元になっていては清潔感へ大ダメージを与えてしまう。
特にこれから汗をかきやすい季節、日常的に使用するならステンレスベルトがダントツでおすすめ。レザーベルトに比べると水気に強く、メンテナンスが手軽なところがその理由だ。日常的に汗を拭きとっておくだけでニオイの発生を抑えられる。
また、ビジネスシーンに着用していても浮かないデザインが多いことも、おすすめしたい理由の一つ。あまりに華美なデザインや奇抜なデザインは話のネタにはなるかもしれないが、“この人は仕事にやる気があるのだろうか”と疑問を持たれてしまうことも。新年度が始まって、上司・部下、同僚といった関係にかかわらず、お互いに相手を評価しあう時期に“遊んでいるのか?”と感じるようなデザインは、今後の人間関係に影響を及ぼしかねない。ビジネスシーンに合わせた、ほど良いデザイン、ニオイのしないようにメンテナンスのしやすい素材、この2点がこれからの時計選びには重要な要素といえる。
そこでおすすめしたい腕時計が、工具なしで簡単に取り外しできる“クイックリリース式ブレスレット”のモデル。金属製のブレスレットは汗で劣化しないためこれからの季節に最適だが、それでもワンシーズン通して使うと、隙間に汚れやたまってニオイを発生してくる。
その点、“クイックリリースブレスレット”なら、気軽に取り外せして洗剤で洗えるので、汚れやニオイを気にせずに着けられるというわけだ。