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【レトロ顔×モダンカラー】ブルー系ヴィンテージ顔がグッとくる5万円前後の日本製機械式オススメ3選|OUTLINEニュース no.143


アウトライン セコンドセッティング

Ref.YK20222-2BL。SS(38mm径、ケース厚12.7mm)。10気圧防水。自動巻き(ミヨタ製Cal. 9039)。5万5000円

経過時間を細かく計測するため1929年にパイロット向け腕時計としてロンジンによって開発された、通称“ウィームス・セコンドセッティングウオッチ”と呼ばれる航空時計。40年代になると計測スケールを回転デスク式からより実用的な回転ベゼル方式に変更され、軍用として様々な時計メーカーが製造された。アウトライン セコンドセッテイングはその第2世代機をベースに再現したものである。

最大の特徴は60秒表示目盛りが付いた双方向回転ベゼルと、計測時にベゼルが動いてしまうのを防止するための当時と同じロック機構を再現している点である。軍用時計らしい無骨なデザインながら文字盤にはブルーグラデーションを採用し、ヴィンテージ調のオシャレなブルーのレザーベルトを合わせることで、レトロモダンな雰囲気を強めている点が魅力である。

アウトライン・セコンドセッティング(ブルー)
OUTLINE SECOND SETTING Cal.Miyota9039
[オンラインSHOP]
https://shop.powerwatch.jp/webshop/2022/07/27/yk20222-2bl/


アウトライン 369ブルースペシャル

Ref.YK20225-2BL。SS(36mm径)。5気圧防水。自動巻き(ミヨタ製Cal. 9039)。5万5000円

人気のセレクトショップ“チックタック”とのコレボレーション企画として開発した369ブルースペシャル。ベースモデルは「3・6・9」アラビアインデックスが代名詞となっている1950年代のあの往年の傑作モデル。アンティークと見間違いほど古典的な作りにこだわった369スペシャルのロイヤルブルーバージョンだ。

36mm径と小顔ということもあって、ロイヤルブルーといえども大人っぽく、目立ちすぎることは決してない。インデックスや針なども鏡面仕上げを施すことでモダンな雰囲気に仕上げているため、手首の露出するこれからのファッションにアイコンとして効果を発揮してくれるに違いない。

アウトライン・369ブルースペシャル(ブルー)
OUTLINE 369 BLUE SPECIAL Cal.Miyota9039
[オンラインSHOP]
https://shop.powerwatch.jp/webshop/2022/11/24/369blue_2bl/

菊地 吉正 - KIKUCHI Yoshimasa

時計専門誌「パワーウオッチ」を筆頭に「ロービート」、「タイムギア」などの時計雑誌を次々に生み出す。現在、発行人兼総編集長として刊行数は年間20冊以上にのぼる。また、近年では、業界初の時計専門のクラウドファンディングサイト「WATCH Makers」を開設。さらには、アンティークウオッチのテイストを再現した自身の時計ブランド「OUTLINE(アウトライン)」のクリエイティブディレクターとしてオリジナル時計の企画・監修も手がける。
2019年から毎週日曜の朝「総編・菊地吉正のロレックス通信」をYahooニュースに連載中!

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