4月9日より開催されている“Watches & Wonders Geneva 2024(ウォッチ&ワンダーズ ジュネーブ)”。各ブランドから注目の新作が続々と発表されているが、現実的に買えるモデルはあるのだろうか。限られた予算のなかで、どれを狙えばいいのだろうか。そんな悩みが尽きない時計ファンも少なくないだろう。そこでこの記事では、10万円台から60万円台まで、現実的な予算で狙えるダイバーズウオッチを紹介していく。
【画像】10万円台から厳選!2024年4月最新ダイバーズウオッチ3選
【2024年4月最新ダイバーズウオッチ:おすすめモデル①】
TUDOR(チューダー)/ブラックベイ 58 GMT
チューダーの初期のダイバーズウオッチを彷彿とさせるロリポップ型の秒針に、かすかに放射状に広がるブラッシュド仕上げのサテンブラックダイアル、ゴールドプレート仕上げのアワーマーカーなど、アイコニックな意匠が特徴的なチューダーの新作。通称“コークベゼル”と呼ばれる黒×赤のバイカラーベゼルに加え、1950〜60年代にかけて使用されていたリベット式ブレスレットに着想を得た“リベットスタイル”3列リンクブレスレットを採用するなど、往年のファンの心を掴む仕様も魅力的だ。
自社製ムーヴメントMT5450-Uは、後から付加するモジュールに頼るのではなく、新しい機能を組み込むことを開発時から想定した構造が採用されている。約65時間のパワーリザーブを備え、スイス政府の機関であるMETASによるマスター クロノメーターの認定を受けている点も特筆すべきポイントだろう。
【問い合わせ先】
TUDOR公式サイト
https://www.tudorwatch.com/ja
【2024年4月最新ダイバーズウオッチ:おすすめモデル②】
ORIS(オリス)/アクイスデイトキャリバー400 43.50㎜
スタイリッシュで高性能なオリスのシグネチャーモデルのひとつ“アクイス”の新世代モデル。基本デザインは従来のものを踏襲しつつ、細部をアップデート。ケースシルエットはラグとリューズプロテクションの形状を変更し、3連リンクのベルトはセンターリンクを広めにして、全体にテーパーをかけている。この2点により、見た目も着け心地も大きく向上している。
ムーヴメントは、5日間のパワーリザーブを備える自社開発の自動巻きキャリバー“400”を搭載。ベルトは、メタルベルト・ラバーベルト・アップサイクルの3種類から選択可能で、メタルベルト仕様の価格は62万7000円、ラバーベルトは61万6000円、アップサイクルが63万8000円となっている。
【問い合わせ先】
オリスジャパン
TEL.03-6260-6876
【2024年4月最新ダイバーズウオッチ:おすすめモデル③】
VICTORINOX(ビクトリノックス)/Dive Pro(ダイヴ プロ)
日常生活の中で、性能、精密さ、卓越性を求めるユーザーのために作られたというビクトリノックスの新作は、ISO6425認定のダイバーズウオッチとして、300mの防水テストをクリア。針やインデックスには異なるカラーのにスーパールミノバを使いわけることで、時間を明確に読むことを可能にしている。
さらに特徴的なのは、ステンレススチール製とサンドブラスト加工のチタン製の2種類のケースほか、スイス製自動巻き“Sellita SW 220”とスイス製クォーツ“Ronda 715”から選択可能なムーヴメント、幅広いラインナップから選ぶことができるベルトなど、カスタマイズ&パーソナライズできる仕様だ。組み合わせによって価格は10万円台前半〜20万円台までと変わるため、詳細は公式ホームページをチェックだ。
【問い合わせ先】
ビクトリノックス ジャパン
pressoffice.jp@victorinox.com
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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