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【ピアジェ新作速報】世界最薄の厚さ2mm!? トゥールビヨン搭載のコンセプトウオッチ

創業150周年の節目を迎えるピアジェは、薄型技術の限界に挑んだ世界最薄ウオッチ“アルティプラノ アルティメート コンセプト トゥールビヨン”を発表した。

【画像】世界最薄!? わずか2mmのケースと機械をもっと見る

ムーヴメントを作り始めて150年、初の薄型キャリバー“9P”の開発から67年の歴史を積み重ねてきたピアジェは、創造性の限界に挑み、その独創性をアルティプラノ アルティメート コンセプト トゥールビヨンで具現化した。

ブルーPVD加工されたコバルト合金製ケースは径41.5㎜。それだけ見ると必要な機能を漏れなく兼ね備えた日常使いの時計であるかのように思えるが、わずか2㎜という厚さとトゥールビヨンの存在により、この時計を別次元のステージに位置づけている。

厚さジャスト2㎜、ケース径41.5㎜は、先行モデル“アルティプラノ アルティメート コンセプト”とまったく同じサイズであるが、トゥールビヨンを加えるために部品の90%を再設計したうえ、さらに新しい機構も開発。薄い円盤の内部はすべてが再開発・再設計された別物に進化を遂げている。

アルティプラノ アルティメート コンセプト トゥールビヨンは、貴重なスペースを確保して超薄型を実現するためムーブメントとケースは一体化。ケースバックがムーヴメントの地板の役割を果たしており、外面は肌に接する仕様だ。ケース側面に埋め込まれたリューズは、引き出してから専用ツールで操作。そのツールには歯車減速とトルク制御システムが内蔵されており、香箱にエネルギーを与えることを可能としている。

先行モデルと同じケースサイズにトゥールビヨンを挿入するかという難問に対して、ピアジェは70種類以上のトゥールビヨンキャリッジ、15種類以上のアンクル、30種類以上のケースフレーム改良を実施。そうして組み込まれたトゥールビヨンは環状のスタイルで結実、外周はセラミック製ボールベアリングで固定された。

トゥールビヨンを組み込むことで約25%増加したエネルギー消費量は、カスタムメイドの主ゼンマイとピボットの代わりにボールベアリングを使用することで供給可能に。40時間以上のパワーリザーブも備えている。

横から見たらほとんど時計には見えない本作は、快適な着用感も併せ持つという。眺める楽しみと身に着ける楽しみ、そして次にピアジェはどんなことをするのだろうという楽しみも与えてくれる、非常に印象的な一本だ。

 

【問い合わせ先】
ピアジェ コンタクトセンター
TEL.0120-73-1874

 

文◎Watch LIFE NEWS編集部

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