イタリア軍の軍事機密だった歴史をもつ時計ブランド“パネライ”は、水中冒険のために特にフォーカスした“サブマーシブル”シリーズに、新素材“Ti-Ceramitech”を用いた二つのモデルを含め、魅力的な新作を発表した。
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セーリングの競技会“アメリカズカップ”を目指す“ルナ・ロッサ プラダ ピレリ セーリング チーム”とのパートナーシップを通じて開発された“Ti-Ceramitech”は、チタン合金の表面を緻密なセラミック層に変化させ、従来のセラミックよりも10倍高い破壊靱性を備えた新素材だ。高圧と高温にも耐える新素材をケースに採用した“サブマーシブル クアランタクアトロ ルナ・ロッサ Ti-Ceramitech™”は、堅牢さに加えて、ステンレススチールに比べて44%もの軽量化にも成功。肝心の防水機能も50気圧を誇るテクニカルウオッチだ。
ベゼルは、成形されたチタン合金の表面を緻密なセラミック層に変化させた後、金属を露出させるために細心の注意を払って再加工。美しいブルーの色合いが特徴で、リュウズやレバー、裏ブタなどの素材とのコントラストを生み出している。
ムーヴメントには、信頼性で有名なキャリバー“P.900”を搭載。ストップセコンド機能を備えており、正確な時間設定が可能。パワーリザーブは約3日間だ。
デイトウィンドウは3時位置、スモールセコンドのサブダイヤルを9時位置にレイアウトした文字盤は、海のスピリットを呼び起こすブルーのサンブラッシュ仕上げ(PAM01466)と、マットホワイトのグレイン加工(PAM01543)の2種類を展開。視認性を確保する夜光の針とアワーマーカー、セーリング チームの鮮やかなアイデンティティを表現する“ルナ・ロッサ”の文字と小さな赤い秒針は、共通で採用されている。
ベルトはブルー地に赤いストライプと“Luna Rossa”の白い文字が入ったバイマテリアルベルトと、ソリッドなブルーのラバーベルトが付属する。両モデルとも2024年7月から販売される予定だが、白い文字盤のPAM01543はパネライブティック限定モデルとなっている。価格はどちらも233万2000円。
残る一つ“サブマーシブル ルナ・ロッサ チタニオ”は、ムーヴメントに“P.900/GMT”を搭載し、24時間表示のGMT機構を備えるモデルで、ルナ・ロッサ艇の帆からインスピレーションを得たGMT針が美しく配置された。
文字盤のデザインは、ブルーのサンブラッシュ仕上げが施されたPAM01466を踏襲しているが、インデックスと時針に夜光グリーンのスーパールミノバ®X2、分針とベゼルのドットにはブルーのスーパールミノバ®X-1が採用され、発光の鮮やかさを際立たせるとともにアクセントにもなっている。
ケース素材は、軽さと強度で知られるグレード5チタンを採用。チタン製の逆回転防止ベゼルには、傷に対する耐性が特に高いブルーのセラミックディスクをあしらい耐久性が高められている。防水機能は50気圧だ。
こちらのベルトもブルー地に赤いストライプと“Luna Rossa”の白い文字が入ったバイマテリアルベルトと、ソリッドなブルーのラバーベルトの2種類が付属。価格は172万7000円で、2024年9月からパネライブティックで販売される予定となっている。
【問い合わせ先】
オフィチーネ パネライ
TEL.0120-18-7110
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文◎Watch LIFE NEWS編集部
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