【イギリス軍用時計W10、1970年代のオリジナルと復刻モデルを比較】
![](https://www.powerwatch.jp/wp496/wp-content/uploads/2024/04/W10_TOP.jpg)
1973年から76年にイギリス軍の関係者向けに支給された“W10”と呼ばれる軍用腕時計。このモデルは陸軍、海軍、空軍で同じ仕様が採用されており、それぞれ陸軍はW10、空軍は6Bまたは6BB、海軍は055 2のNATO管理コードを採用。裏ブタにこの管理コードが刻印された。現行の復刻モデルはカーキ パイロット パイオニア メカだ。
萩原:次に紹介するイギリス軍用時計W10は、オリジナルと復刻モデル“カーキ パイロット パイオニア メカ”の再現度がすごい近いです。ぱっと見、見分けがつかないです。これケース径もほぼも一緒なんです(オリジナルは35.5×32.5mmで復刻モデルは36 x 33mm)。
![W10](https://www.powerwatch.jp/wp496/wp-content/uploads/2024/04/W10-1.jpg)
【オリジナル:イギリス軍用時計 W10】SS(35.5×32.5mmサイズ)。手巻き(Cal.649)。1970年代製。
くっきー!:あれほんまや。一緒ですね。いいですね。これ……キャバ嬢が見たらわかんないですよ。“いっしょじゃん”て言われますよ。
![カーキ パイロット パイオニア メカ](https://www.powerwatch.jp/wp496/wp-content/uploads/2024/04/H76419931-2.jpg)
【現行の復刻モデル:カーキ パイロット パイオニア メカ】Ref.H76419931。SS(36×33mmサイズ)。10気圧防水。手巻き(Cal.H-50)。12万4300円
萩原:“ブロードアロー(イギリスの政府所有品を示す矢印形のマーク)”は諸事情あって入れられないらしいです。
くっきー!:そうなんですか。開けて、勝手に修正液で書くしかないですね。細い修正液で。すげー、これはめちゃめちゃ近い。楽しいですね、復刻するの。
【画像】カーキ パイロット パイオニア メカのバリエーションを画像で見る】
》次のページで、野性爆弾 くっきー! さんが、取材で見て思わず欲しくなったミリタリーウオッチを紹介。