【イギリス軍用クロノグラフ“ファブフォー”、1970年代のオリジナルと復刻モデルを比較】
萩原:次が、イギリス軍用クロノグラフ “ファブフォー” ですね。これは、クッキーさんも買われている“ファブフォー”と呼ばれるシリーズです。“ファブフォー”の意味はビートルズの愛称、“ファビュラスフォー”から来てます。ハミルトン、CWC、ニューマーク、プレシスタの4社で同じようなモデルを製造していたじゃないですか。
くっきー!:ビートルズを模してるってことですか? どっちが先?
萩原:後からですね。同じ4人組なんで、“ファビュラスフォー”って“素敵な4人組み”、みたいな意味なので。同じイギリスということもあって、後からコレクター間で付けた愛称です。
萩原:そしてこれが復刻モデルの“カーキ パイロット パイオニア メカ クロノグラフ”です。結構忠実です。ちょっと巨大化してますけど(39mmから40mm)。
くっきー!:巨大化しますね(笑)。これ。なんでこれ、デカくなっていくんですか? 時代のデザイン性の話ですか?
萩原:これは夜光の経年変化感も演出してるっていうのが良いですね。夜光がちょっとオレンジかかってるというか。昔よく出されてた復刻って、夜光がそのまま緑で、ヴィンテージ感が全然なかったんですけど。最近はなんかこう、ちょっと焼けた感じにしてるんで、雰囲気ありますよね。かっこいい。