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【米軍 &イギリス軍も御用達】ハミルトンの人気モデル“カーキ”シリーズ、野性爆弾 くっきー! さんと魅力を深掘り

【FAPD 5101 TYPE1ナビゲーション、1970年製のオリジナルと復刻モデルを比較】

ベトナム戦争以降、米軍で広く採用されたモデル。使い捨てタイプの軍用時計が普及する以前のもので、防塵、防水に優れたつや消しのステンレススチールケースに、ベーシックなセンターセコンド仕様となっている。写真の個体は1970年9月にのみ、アメリカ空軍パイロットに支給された特殊な仕様。復刻モデルはカーキ フィールド メカだ。

萩原:次がFAPD 5101 TYPE1ナビゲーションです。これはベトナム戦争時代に、もう大量に作られたデザインなのですが、その中でもこのモデル自体はすごいレアなモデルで、1970年の9月にしか支給されてないです。パイロットのナビゲーション用です。

FAPD-5101-TYPE1

【オリジナル:FAPD 5101 TYPE1ナビゲーション】SS(36mm径)。手巻き(Cal.684)。1970年代製(画像:キュリオスキュリオ )

くっきー!:これもう、ど真ん中。めちゃめちゃイメージあります。これなんか、中にもう1個、字を入れてますやん。12の中に24とか。午前午後の。これは普通でした?

萩原:24時間表記は一般的ですね。

カーキ フィールド メカ

【現行の復刻モデル:カーキ フィールド メカ】Ref.H69439931。SS(38mm径)。5気圧防水。手巻き(Cal.H-50)。8万5800円

萩原:そして、これが復刻モデルのカーキ フィールド メカです。大人気らしいですよ。これはオリジナルに近いですよね。けど、ちょっと大きくなってる(36mmから38mmに拡大)。

くっきー!:確かに、ちょっと大きい。でも、だいぶ近いな。でも、風防の丸みは、やっぱシュッとシャープに平らになっている。

萩原:この辺りの軍用時計はミルスペック(米国における軍用品の調達規格)で、文字の大きさとか針の大きさとか寸法とか、全部決まってるんですよ。その資料をもとに作ったんじゃないですか。

くっきー!:12の形も一緒やな、ちょっと縦っぽい感じ。このイメージすっごい強いですよね。オリジナルのFAPD 5101 TYPE1ナビゲーションを買って、普段着けちょっと難いなって、なんかこう海にちょっと行ったりするの怖いなってなったら、こっち(現行:カーキ フィールド メカ)も買っておいて。こっちはふんだんに荒く使っても大丈夫でしょうから、っていう感じじゃないですか。これ、自動巻き? あー、手巻き。手巻きいいですよね。可愛いですよね。毎回触ってあげなあかんっていうね。

萩原:意外と皆さん、めんどくさいのかなって思うけど、それが楽しいですよね。

くっきー!:楽しいです。“また止まってるこの子”ってなる。僕はこれ(手巻きムーヴメント)は心臓。心臓やと思ってるんですよ。ここで心臓マッサージしてあげてるっていう。こうやって、“モンモンモンモン”ってしてあげたらね、復活しよるでしょ。脈が。鼓動が始まる。

【画像】復刻モデルの文字盤の24時間表示とバリエーションを見る】

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